「弓」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

誘拐されて海の上で暮らす美少女と彼女を育てる中年男性、穏やかで平和な日々がやってきた1人の青年で少しずつ崩れ始める。その時、中年男が取った行動とは…?キム・ギドクが放つ少し歪んだ愛と性。ハン・ヨルム主演、2005年劇場公開作品。90分。

あらすじ動画

弓の主な出演者

老人: チョン・ソンファン 少女: ハン・ヨルム 青年: ソ・ジソク 青年の父: チョン・ゴクファン

弓のネタバレあらすじ

【起】– 弓のあらすじ1

弓のシーン1

画像引用元:YouTube / 弓トレーラー映像

真っ青な穏やかな海に一台の漁船が浮かんでいる。

中には若い少女と年老いた男が2人きり、少女は自分の名前のことなど考えたことがなかった、そして発する言葉さえ知ることはなかった。何も知らないまま陸を知らず海の上で男とだけ過ごしていた。

何故なら少女は6歳の頃に親に捨てられ、少女を見つけた男に船に乗せられて、あてもなく海の上で10年を過ごしていた。その間、世の中のことなど何も知らされず生きてきた。

男は少女を手塩にかけて育てていた。そのおかげで少女は美しく無垢に育った。17歳になったら韓国では結婚が許されている、男は自分の花嫁として少女をずっと囲っていたのだった。しかし実際に手を出すこともなく、夜になれば丸い大きな樽の中で全裸で座る少女の全身を丁寧にタオルで擦り洗う。男は優しげに微笑み少女も幸せそうで安心した表情を浮かべていた。男と少女、言葉はなくとも心は通じ合っているようであった。

少女が唯一、外の世界と接する機会はただひとつ。時折、陸からやってくる釣り客だけであった。常連をはじめとして様々な客が訪れる。幼い頃から謎の少女を育てている男を不気味に思いながらも、美しく成長し無邪気にスキンシップを取ってきて自分たちに興味津々な姿に、少女に魅了される男性客も少なくはなかった。

言葉が話せない少女は自分の気持ちを表すために「弓」を使っていた、船に取り付けた的や海に向かって矢を放ったり、楽器のように打ち鳴らしたりして楽しんでいた。弓を教えた男も少女が眠る際に、弓を弾く二胡の音色が子守唄のように鳴らされると少女がすやすやと眠りについていた。眠りについた少女、すると男が少女のベッドに寄ってきて何やら頭からつま先をメジャーで測っている。少女が日々どのぐらい成長しているのか測って少女の誕生日を刻んだカレンダーに、毎日書き込み指折り楽しみにしていたのだ。

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