「引き裂かれたカーテン」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

引き裂かれたカーテン (字幕版)

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ポール・ニューマン（出演）,ジュリー・アンドリュース（出演）,リラ・ケドロヴァ（出演）,ハンスイェルク・フェルミー（出演）,タマラ・トゥマノヴァ（出演）,ル…

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価格・情報の取得：2023-02-25

【オスターフィヨルド　ノルウェー】

1965年。ノルウェー沖合の海を、アメリカからデンマークへ向けて1隻の客船が航行しています。その船に乗っているのは、国際物理学者会議に出席する一行です。客船では暖房が故障しており、みんなコートを羽織ったままラウンジで朝食を摂っています。

ラウンジへ顔を出したカール・マンフレッド教授は、マイケル・アームストロング教授と助手セーラ・ルイス・シャーマンの席が空いていることに気づきました。

その頃マイケルとセーラは、ひとつのベッドで寝ていました。朝食どころか昼食をどうするかと、マイケルがセーラに聞きます。

マイケルとセーラは婚約しています。セーラは早く結婚したいのですが、マイケルの研究が落ち着いてからにしようと考えていると、延び延びになっていました。7月の挙式はどうだろうと、2人はベッドのなかで相談します。

そこへドアがノックされました。マイケルがガウンを羽織って出て行くと、ボーイが電報を渡します。コペンハーゲンのエルモ書籍店からで、「本が届いた」という文面でした。それを見たマイケルは、「人違いだ」と言ってボーイを追い返しました。セーラの待つベッドに戻ると、セーラの話に相槌を打ちながらなにかを考えています。

故障が直って暖房が効くようになったころ、マンフレッドはセーラを食事に誘おうと探していました。マンフレッドと行き会ったマイケルは、セーラはもうラウンジにいるのではないかと言います。マンフレッドが去ったのをみて、マイケルはフロントへ行くと先ほどの電報に対して返電を依頼しました。「了解した。明日ホテル・ダングルテールに着く」と記します。

やがて客船はデンマーク・コペンハーゲンに着きました。コペンハーゲンのホテルにチェックインしたマイケルがシャワーを浴びているあいだに、エルモ書籍店から電話がかかりました。セーラが電話を取って「注文の本が届いた」と聞き、マイケルに代わってそれを取りに行こうとします。声をかけてきたマンフレッドに案内してもらったセーラは、マイケルと婚約していることを話しました。結婚式も近いうちに挙げるつもりだと言います。

エルモ書籍店へ行ってマイケルの秘書だと名乗ると、店主は「本を大切に。初版なので」と声をかけました。セーラはそれを持ち帰り、マイケルに渡します。

マイケルは受け取ると、トイレのなかでそれをチェックしました。107ページを見ろという指示どおりにページをめくると、「π（パイ）」という文字に〇がされていました。それを見たマイケルは「πと接触しろ」と受け止めてメモをします。

マイケルがホテルのフロントで旅券の手配をしているところを、セーラが目撃します。予定ではコペンハーゲンで行なわれる会議に出席するはずですが、セーラが質問するとマイケルは「スウェーデン国防省が取り合ってくれることになったので、ストックホルムへ行く」と言い出しました。会議を放り出してすぐ向かうと聞いて、セーラはいぶかしみます。

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