「恋の罪」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(4件)

2009年に公開された「愛のむき出だし」で高い評価を得た園子温監督が、実際に起きたOL殺人事件を元にして2011年に映画化した作品です。園子監督の前作「冷たい熱帯魚」に続き、監督夫人となった元グラビアアイドルの神楽坂恵が出演し、見事なヌードを披露すると共に、「堕ちていく人妻」を熱演しています。事件を捜査する女刑事を演じる水野美紀も、映画冒頭でヘアヌードを披露しています。

あらすじ動画

恋の罪の主な出演者

吉田和子(水野美紀)、菊池いずみ(神楽坂恵)、尾沢美津子(冨樫真)、ショウジ(児島一哉)、和子の夫(二階堂智)、カオル(小林竜樹)、いずみの夫(津田寛治)、美津子の母親(大方斐紗子)

恋の罪のネタバレあらすじ

【起】– 恋の罪のあらすじ1

恋の罪のシーン1

画像引用元:YouTube / 恋の罪トレーラー映像

1990年代、東京都渋谷区の円山町にあるラブホテル街には、デリヘル嬢や「立ちんぼ」と呼ばれる娼婦が客を求めて路上に大勢立ち並んでいました。そんな中、女刑事の吉田和子は、円山町で起きた猟奇殺人事件の捜査に当たることになります。

ラブホテル街の路地裏と寂れた廃アパートで発見された2体の死体は、いずれも切断された人体にマネキンの手足を繋いであるという常軌を逸した状態で発見され、アパートの壁には血しぶきが飛び散ったような跡と、赤い血で「城」と大きく書かれた文字が刻まれていました。

チャプター1:菊池いずみ

人気小説家である菊池由紀夫の妻・いずみは、30代を目前にして、人生に行き詰まりを感じていました。夫は毎朝自宅とは別の仕事場へ小説を書きに出かけ、いずみは家の中に取り残されたまま、夫の帰りを待つだけの毎日が続いていました。しかも夫はスリッパの位置や石鹼の種類にまで細かく注文を出し、経済的には恵まれた「玉の輿」ではあったものの、いずみは主人に従順なメイドのような生活を送っていたのです。

いずみはそんな毎日から脱却しようと、スーパーの食品売り場でパートを始めます。慣れない仕事場で、食品の試食を勧める声も控えめないずみに、ある女性が声をかけてきます。その土居エリという女性は、モデル事務所のスカウトをしていて、いずみを雑誌のモデルにスカウトします。

モデルの撮影現場にやって来たいずみは、戸惑いつつもスタッフの誉め言葉に乗せらせ、徐々に露出度の高い服を着て行きます。そして下着姿になった時、現場にいた男性がいずみにのしかかってきます。「本番はしないから」という男性に従ういずみでしたが、この時カメラマンは写真撮影のカメラではなく、ビデオカメラに持ち替えていました。

しかしこの日を境に、いずみの中に「自分は綺麗なんだ」という自信が芽生え始めます。食品売り場でも見違えるようなハキハキとした声を出し、通りかかった若い青年を自らセックスに誘います。

そしてある日、派手なボディコン衣装で渋谷に出かけたいずみは、カオルという若い男にナンパされ、円山町のホテル街へ行きます。カオルは、「ある女に聞いたんだけど、みんなここで『城』を探し、その入り口を見つけようとしているんだってさ」といずみに語るのでした。

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