「悪のクロニクル」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

悪のクロニクル（字幕版）

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ソン・ヒョンジュ（出演）,パク・ソジュン（出演）,マ・ドンソク（出演）,チェ・ダニエル（出演）,ペク・ウナク（監督）

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価格・情報の取得：2022-07-16

画像引用元：YouTube / 悪のクロニクルトレーラー映像

雨の夜に、パトカーがたくさん止まっているエリアがありました。奥から連行されたのは、キム・ボンスという男性です。「あの男が犯人よ。12人も殺したって」と噂されるなか、男は連行されます。ボンスの息子が父にしがみつこうとしますが、振り払われました。パトカーに連れ込まれた父親を、息子は見送ります。「僕は、殺人鬼の息子だった」という声が聞こえます。（映画タイトル）

…2014年5月21日。韓国・ソウル江南（カンナム）区。

チェ・チャンシク課長は模範警官として、大統領賞を受賞しています。この表彰は大変名誉なことでした。江南警察署に戻ってきたチャンシクは、チュ・ウォテル署長にも褒められます。チャンシクは捜査一課で働いて15年になっており、ウォテル署長には「すぐ出世が控えているだろうから、審議が終わるまではおとなしくしておけよ」と言われました。

チャンシクが捜査一課へ顔を出すと、部下たちに拍手で迎えられます。チャンシクはみんなにも人気がありました。長年いっしょに仕事をしている弟分のオ刑事が、キム社長の事件について書類をまとめていました。チャンシクはそれに軽く目を通すと、すぐに書類送検しろと言いました。

キム社長からは商品券のワイロをたくさんもらっているので、手心を加えているようです。チャンシクはオ刑事に商品券を渡すと、部下の刑事らと分けろと言いました。どうやら、江南警察署でそうしたワイロは日常茶飯事のようです。

若い部下のチャ・ドンジェ刑事が話したそうにしているので、チャンシクは手を招きます。ドンジェはチャンシクを慕っており、チャンシクは休みに自宅に呼んで妻子に会わせるくらいドンジェを可愛がっています。ドンジェが作った調書を見てアドバイスしたチャンシクは、息子のミョンホが会いたがっていると言いました。土曜日に遊びに来いと声をかけます。

その夜、捜査一課のメンバーで飲み会がありました。一課総出でチャンシクの表彰を祝います。チャンシクはみんなからネクタイピンをプレゼントされて、その場でつけられました。カラオケにも行って飲んで騒いだあと、チャンシクはひと足先にタクシーに乗って部下たちと別れます。

深夜の帰宅途中に息子と携帯で通話したあと、チャンシクはうとうとしました。目を覚ますと自宅とは違う場所を車が走っており、チャンシクは「方向が違うぞ」と運転手に声をかけます。

運転手チョン・ジスは「えらそうに言うな、やかましい」とチャンシクに言い返すと、牛眠（ウミョン）山の空き地で車を止めました。そしてナイフを取り出してチャンシクに襲い掛かってきます。ジスはナイフで向かってきながら、キム社長やユジン建設のパク、イ・ミョンチョルなど、ワイロをもらった相手の名前をどんどん挙げます。チャンシクはジスと争いになり、揉み合いになりました。倒れた拍子にジスの胸にナイフが刺さり、ジスは死んでしまいます。

チャンシクはすぐに通報しようとしますが、そのとき署長から電話がかかってきます。本庁の人事部長のパク・ジョンチョルといっしょにいるんだと署長は言い、「私と一緒に出世コースまっしぐらだ」と言われたチャンシクは、事件のことを言えなくなりました。通報をやめて車や遺体を拭いて指紋を拭うと、その場を立ち去りました。

5月22日の朝。

通行人の女性がふと上を見ました。江南署の向かいには工事現場がありクレーンが置かれています。そのクレーンにつられている死体を見て、その場は騒然としました。

チャンシクは深夜の殺人があり、ベッドから出る気になれずにいました。そこへドンジェから電話がかかります。事件現場に向かったチャンシクは、それが警察署の向かいの工事現場と知りました。特異な事件だと聞かされます。

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