「悪人は生きている」のネタバレあらすじと結末の感想

悪人は生きているの紹介:2014年製作の韓国映画。大手投資ファンドの女性幹部、ナ・ユミの変死体が発見される。ユミの夫・ビョンドは、ファンドの会長が事件に関与していると睨み復讐のために動き出したが…。

予告動画

悪人は生きているの主な出演者

ハン・ビョンド(パク・ピョンウン)、ペク・ドンイル会長(キム・ホンパ)、ソン(キム・ポプレ)、ナ・ユミ(ハン・スヨン)、ギテ(チョン・ヨクサン)

悪人は生きているのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①大企業ハンスンベンチャーキャピタルのペク会長が多額の賄賂を金融委員会に渡していた事実が明るみになった。その矢先、ペク会長の右腕の女性ナ・ユミが遺体で発見される。刑事は殺人ではないかと調べ始めた。 ②ユミを殺したのは夫・ハン。ユミとペク会長の浮気を知ったから。ペク会長を殺して復讐を果たしたつもりであったが、愛娘・ヨヌが会長の子だと知ったハンは深く絶望する。

【起】- 悪人は生きているのあらすじ1

韓国・ソウル。
ソウル郊外の清渓(チョンゲ)山に、仰向けに倒れた女性ナ・ユミの遺体があります。殺し屋・ソンはハンカチで口を塞ぎ、ナ・ユミが死んでいるのを確認してから、ナ・ユミの持ち物を奪って立ち去りました。現場は崖の横の、林のすぐそばです…。

『ハンスンベンチャーキャピタル』は政財界に影響のある大企業です。
金融委員会の幹部がハンスンベンチャーキャピタルのぺク・ドンイル会長から、巨額の賄賂を受け取ったとして在宅起訴されていました。
そんな騒動の最中、ペク会長の右腕だった女性ナ・ユミの変死体が発見されます。担当した刑事は、殺された痕跡はありませんが、遺書もないので自殺と断定できないと思いました。
ナ・ユミの夫はバイオリンを作ったり、楽器の修理をしたりする修理工です。ナ・ユミとの間にはまだ幼い娘・ヨヌがおり、妻の死を嘆きます。

ペク・ドンイル会長は裏で手を回し、ナ・ユミの死に追及の手が回らぬよう手配していました。幹部役員にハッパをかけた後、次の右腕候補の若者・ギテとともに写真を撮ろうとします。公の場所へ配布する写真です。
白い髪を染めてから撮影に臨もうとしますが、カメラマンは無理に若づくりをする必要はないと言いました。ペク会長は怒ります(注:この理由は後ほど明らかに)。
殺し屋・ソンを「最近雇った運転手だ」と、ペク会長はギテに紹介しました。そして裏ではナ・ユミから回収した通帳とトークン(銀行などで不正送金を防ぐために、一定時間ごとに新しいパスワードになるワンタイムパスワードを記した小さな機器)を受け取ります。
金を手に入れたペク会長は、先の賄賂事件のほとぼりが冷めるまで、身を隠すことにしました。驪州(ヨジュ)に別荘を所持していますが、ひそかにどこかの島へ渡ろうと、宮坪(クンピョン)港の船主に話をつけておいてくれと、ソンに頼みます。

夜。
宮坪港の船主に、菊花(クックァ)島まで船を出せるかとソンは聞きました。船主は出せると答えますが、すかさず金額を吊りあげようとします。ソンがすごんで話をつけた後、ペク会長から頼まれた金を取りに行きます。
別荘の管理人女性・パクは、ペク会長の金を持って男と逃げようとしていました。ソンはパクたちの車にわざと追突して停めます。まだ息のあるパクの首にワイパーを刺して殺しました。そして金を回収します。

【承】- 悪人は生きているのあらすじ2

検察に目をつけられていると告げたホン弁護士は、役に立たないとみなしたペク会長に、店の調理場でカニでボコボコに殴られました(文字通り。調理場で、調理する前のカニで頭を何度も殴られた)。その後、ペク会長はその店を売りに出します。

ナ・ユミの葬儀がしめやかに営まれました。その席に刑事たちが現れ、夫のハン・ビョンドに妻ナ・ユミのことを質問します。
というのも、ペク・ドンイル会長の賄賂疑惑で検察の捜査が入った数日後に、ナ・ユミが死んだからでした。しかもペク会長は姿をくらましています。
12年ペク会長の右腕として働いていたユミならば、裏金の入った通帳などを持っていた可能性もありました。
刑事たちは、口封じのためにユミがペク会長に殺されたと疑っていました。

夫のハン・ビョンは刑事たちを送った後、思い出します。
ユミがまだ生きていた頃、ペク会長がわざわざ部下であるユミの家、つまりハンの家までやってきて、あれこれ指示していました。刑事が怪しむとおり、やはり裏金の入った口座があったからです。
ハンは、娘のヨヌの視力が低下してきていることを心配し、ユミに眼科へ連れていくように指示します。しかし会社全体が危機に立たされている妻・ユミはろくに話を聞かず、ハンは不満に思っていました。

…そのことを思い出したハンは、ペク会長を探し始めます。
ハンの学生時代の仲間が集まる『紳士サービス』で男3人の仲間と会ったハンは、友人のユン・グヒにペク会長の居場所を探すよう頼みました。
ユン・グヒはハンのせいで、2本、手の指を失っています。そのため、音楽大学に進学できませんでした。現在は音楽講師の仕事をしています。
とはいうものの、トランペットの勉強をしたハンですら、仕事は畑違いのバイオリンの修理を仕事にしていました。
ユン・グヒはペク会長の車にGPSをつけると、ハンにそれを教えます。
いっぽうで、ユン・グヒはペク会長にも密告しました。

【転】- 悪人は生きているのあらすじ3

ハンが狙っているということを知らせますが、居場所を教えただろうと言われ、3本だった指を1本落とされ、さらに殺し屋のソンに殺されます。
刑事はハンのところへやってきて、友人のユン・グヒの死を告げました。刑事はハンが何か知っていると疑っています。

ペク会長は1泊125万ウォン(約12万5千円)のスイートルームに潜伏しており、近々密航する気でした。金融庁に目をつけられており、逮捕は免れるのは無理なようです。
どう裏で手を回しても逮捕を避けられないと知ったペク会長は、それを告げに来た幹部を殴ると、密航の手筈を整えます。
かかりつけの病院へ行くと、今回は数か月出張になりそうだと言いました。
ペク会長は、アルビニズム(白皮症)という先天的な遺伝子の異常の症状を持っていました。但し生活に支障をきたすほどではありません。せいぜい、髪の毛が白髪になる程度です。
(冒頭でカメラマンに怒ったのは、カメラマンが会長の白髪を見て年寄り扱いしたから。実際のペク会長は、さほど年寄りではなさそう)
殺し屋のソンは、ナ・ユミの夫・ハンがペク会長を狙っているのを知り、娘のヨヌを人質にとって脅しの電話をかけました。
ハンは刑事に連絡を取り「聞きたがっていたことを話す」と言って呼び出します。
刑事はハンの自宅へ行き、殺し屋のソンと出くわしました。ソンの足についた血を見て警戒して奥へ進み、バスルームに隠された娘のヨヌを見つけます。
ソンはゴルフクラブで刑事を襲いますが、刑事は銃で応戦しました。両者ともに死なず、ヨヌは無事に保護されました。

ペク会長は右腕・ギテと共に、密航する船乗り場に移動し、殺し屋・ソンを待ちます。
ハンはその様子を、近くでこっそり車を止めて見ていました。
殺し屋・ソンはハンの車を見つけ、覗きこみます。ハンの車は無人でした。ソンは車道に車を停めたことでクレームを受け、男たちに殺されます。
殺し屋・ソンが来ないことを、ペク会長は「裏切って逃亡した」と受け取りました。

【結】- 悪人は生きているのあらすじ4

ペク会長は梅香里(メヒャンニ)を目的地にして船を出すと、沖合で右腕・ギテを「無知すぎる」と言って金属棒で撲殺し、遺体を海へ捨てます。
その船へ、ボートでハンが近づいてきました。ハンはペク会長の喉を小刀で切って殺します。

…ハンとペク会長の初めての出会いは、ナ・ユミと結婚する時でした。ナ・ユミが父のような存在だと言って、ペク会長と引き合わせたのです。
ペク会長はハンに職業など、いろいろ聞きました。その当時はハンは、本当にペク会長は父のようにユミのことを心配しているのだと思いました。
ところが、ナ・ユミはペク会長と浮気をしていました。ハンはそれを知り、どういうつもりかと清渓山でユミに詰め寄ります。
「口ではうまく説明できない」とユミは答えました。でもペク会長を愛していると知り、ハンはユミを崖から突き落としたのです。
(冒頭で殺し屋・ソンがユミを見ているのは、視聴者へのミスリードをいざなうもの。ソンが殺したわけではなく、ソンは息があるかどうか確認していた。ユミが死んだのは浮気を咎められて、痴情のもつれでの殺害。犯人は夫・ハン)
清渓山で落ち合う約束をしていた殺し屋兼運転手のソンは、待ち合わせの場所にユミがいないのでユミの携帯を鳴らし、崖の下から聞こえたので移動して死を知りました。

ハンはペク会長を殺した後、船に火をつけました。ボートで岸辺に戻ったのを、刑事が待ち受けます。
「なぜ船に乗った? 何をした?」という刑事の問いに「あなたの想像どおりです」と答えたハンは、娘のヨヌが無事に保護されたと知って安堵しました。
妻は死んでしまいましたが、娘のヨヌは大事な愛娘です。

後日。
娘のヨヌを眼下に連れて行ったハンは、衝撃の事実を知ります。
ヨヌは近視になったのではなく、「アルビニズム(白皮症)」の発症で視力の低下が認められたのでした。
事情を知らない眼科医は「遺伝子疾患ですから。ご両親のどちらかがそうでしょう?」と指摘します。
そんなばかな…と思ったハンは、ヨヌの頭頂部の生え際が白くなっているのに気づきます。
ヨヌが「お母さんが内緒にしろって」と言いました。ヨヌの髪の毛の色は黒ではなく、ユミが染めていたのだと、ハンは知ります。
大事に思っていた我が子・ヨヌが自分の娘ではなく、ペク会長とユミとの子どもだと知ったハンは、落胆し、家族写真を燃やします。
その後、バイオリンを持って不協和音を奏で続けました…。

みんなの感想

ライターの感想

…大山鳴動して鼠一匹…。
いやあ、正直大企業の右腕の女性が死んでるし、なにやら陰謀が渦巻いているっぽいし、けっこう濃い内容なのか、と思っていたら。
…このあらすじ、実は判りやすく書いたものの、じつのところ「けっこう意味不明な部分が多い」!
ストーリーがあちこち破綻しちゃってる。
殺し屋・ソンがまた意味ありげに出てきたりなんかするもんだから…内容のショボさに驚く。

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