「愛の流刑地」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

【承】– 愛の流刑地のあらすじ2

愛の流刑地のシーン2

画像引用元:YouTube / 愛の流刑地トレーラー映像

美雪は早速菊治の事件を調べると、菊治のところへ行って事情聴取をします。菊治の別れた妻のところにいたずら電話がやまないことなど、チクチクと嫌味を言って菊治を責めました。そのあと菊治に、冬香と出会ったいきさつを確認します。

菊治と冬香は前年の8月に、友人である魚住祥子の紹介で知り合っていました。祥子は冬香と友人で、事件後に冬香の3人の子どもを引き取って育てているそうです。美雪は祥子に会いに行って、祥子からも証言を得ていました。

祥子は以前、女性誌の記者でした。菊治ともその関係で友人同士でした。小説家として書けなくなっていた菊治を励まそうと、菊治の猛烈なファンである冬香を引き合わせたのです。

京都で最初に会ったとき、冬香はまぶしい陽光に手をかざしていました。その手つきを見た菊治は冬香にひとめぼれをします。冬香が北陸・富山の出身でおわら踊りを踊っただろうと当て、2人は急速に近づきました。

菊治は冬香が大事に持っていた本にサインすると、以後も会いたいと誘います。冬香はその当時、大阪府高槻市に住んでいました。夫は製薬会社の営業で、冬香は専業主婦で3人の子を育てていました。

京都で冬香と会ったあとも、菊治はまた冬香に会いたいと思います。メールで少しのあいだでも会いたいと誘い続け、短時間でもと言うと冬香は会いにきました。上賀茂神社で待ち合わせ、菊治は冬香と会います。

小説家として目立った活動ができなくなった菊治は、アンカーマンの仕事をしていました。新幹線で東京から京都へ行き、冬香と会うとまたとんぼ帰りで東京に戻ります。冬香と会うと菊治は、冬香にインスピレーションを得て新作が書けそうだと言いました。おわら踊りをテーマにした男女の恋愛小説だというと、冬香は嬉しそうに笑います。

それ以後、菊治と冬香は短時間の逢瀬を重ねるようになりました。京都駅のビジネスホテルに部屋を取り、密会を重ねます。短い時間の逢瀬に数万もかかりますが、それでも菊治は会いたいという気持ちが勝っていました。

菊治は冬香に夢中になりますが、それは冬香も同じです。何度も肌を重ねるうちに、冬香は菊治と離れがたく感じていました。3人の子どもと夫、菊治とのあいだで板挟みにあい、冬香は苦悩していました。

その日の美雪との面会は、そこで話が終わります。美雪は、菊治の娘・高子も連れてきていました。高子は高校3年生で、制服姿で現れます。今回の件があって初めて父の小説『恋の墓標』を呼んだと話す高子は、父親を責めることはありませんでした。「あの人(冬香)には殺してくれる愛人が必要だったのよ。お父さんは利用されたのよ」と思わず声を荒らげたのち、「ひどいこと言ってごめんなさい」と謝ります。

その日の夜、眠れずに拘置所で思いを巡らせた菊治は、高子の言ったとおりなのかと考えてみました。冬香と会った日のことを思い返します。

菊治と冬香は京都で密会を繰り返しましたが、冬香の夫・入江徹が関東に転勤になって、冬香の一家は神奈川県川崎市に移転します。都内の菊治との距離が近くなったことで、それ以降は週に1~2度、菊治のマンションで過ごすことになりました。

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