映画:愛欲の輪舞曲(ロンド)

「愛欲の輪舞曲(ロンド)」のネタバレあらすじと結末

サスペンス映画

愛欲の輪舞曲(ロンド)の紹介:2016年のイギリス・カナダ・イタリア合作のエロティックスリラー。山奥の別荘を舞台に、女性小説家が性に溺れ、幻覚に惑わされていく様を描いていく。

あらすじ動画

愛欲の輪舞曲(ロンド)の主な出演者

セイディ(アナリー・ティプトン)、フランチェスカ(マルタ・ガスティーニ)、アレックス(ヤコブ・セーダーグレン)、ティエリ(ヴァレンティン・マーレット)

愛欲の輪舞曲(ロンド)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- 愛欲の輪舞曲(ロンド)のあらすじ1

愛欲の輪舞曲(ロンド)のシーン1 物語の舞台はヨーロッパ。小説家のセイディは新刊の官能小説を発表し、恋人ティエリとともにブックツアーでヨーロッパ各地を回っていました。イタリアのトリノを訪れたとき、セイディは元恋人のアレックスと再会、その夜に二人であるクラブを訪れました。そこでセイディはフランチェスカという若い女性と出会いました。フランチェスカは陽気でかわいらしく、セイディはすぐに仲良くなりました。

その後、セイディはアレックスの別荘に遊びに行くことを決めますが、ティエリはこれに猛反対します。アレックスは過去にセイディに娼婦まがいのことをさせており、ティエリは悲劇が繰り返されることを恐れていたのです。そんなティエリの説得も実らず、セイディはフランチェスカとアレックスの別荘に旅立ちました。

別荘は山奥にあり、山を降りたところには小さな街がありました。アレックスの話によれば、この街は呪われており、地下には無実の人間が利用した脱出用のトンネルがあるといいます。挙動不審な住民の様子を見たセイディは、不気味な雰囲気を感じ取りました。

アレックスの別荘は歴史的な建造物で、屋敷の中は芸術的な装飾であふれていました。セイディとフランチェスカはその雰囲気にうっとりし、しばらく屋敷内の散策を楽しみました。大きな広間にたどり着いたとき、フランチェスカは女優志望であることを明かし、一人芝居を披露し出しました。フランチェスカが演じたのは人間不信に陥った女性で、その言葉にセイディは聞き入りました。「痛みは覚えるものではなく慣れるもの」という言葉で芝居は終わり、セイディはフランチェスカの演技に目を潤ませるのでした。

【承】- 愛欲の輪舞曲(ロンド)のあらすじ2

愛欲の輪舞曲(ロンド)のシーン2 その後、セイディはアレックスとフランチェスカはドラッグを飲み、トリップ感をしばし楽しみました。その後、一人で屋敷内を散策していると、セイディは様々な幻覚に襲われました。口から血を流すティエリ、助けを求める髪の長い少女など、奇妙な光景を目の当たりにするセイディ。その後、セイディは図書室にたどり着きました。そこでセイディは不気味な絵を集めた画集を見つけます。檻の中に押し込められた大勢の人間や、広間に横たわる大量の死体など、生々しい絵ばかりでした。画集を見ていると、セイディは後方からアレックスに襲われてしまいます。しかし、セイディは「もっと」と口にし、アレックスに体を委ねてきました。アレックスはそこで動きを止め、「相変わらず危険な女だ」と言って去っていくのでした。

その後、フランチェスカはある夢を見たとセイディに語りかけてきました。セイディの脚本の演劇で舞台に立つ夢を見たとフランチェスカは語り、セイディに口づけをしました。その後、二人は情事に及び、長い夜を過ごしました。

眠りについたセイディは奇妙な夢を見ました。その夢の舞台はこの屋敷の大広間で、そこに美しく着飾った仮面をつけたフランチェスカが登場し、セイディにキスをしてきました。しかし、フランチェスカの背後には無数の血まみれの死体が転がり、セイディの手には血で汚れたナイフが握られていました。その様子は、図書室で見たあの絵とそっくりでした。

目覚めたセイディはこのままここに留まることに迷いを抱き始めます。しかし、結局セイディは帰る選択はせず、その夜に屋敷で行われたパーティに出席しました。パーティの実態はドラッグパーティで、出席者は半裸状態になりながら互いに戯れあっていました。セイディは屋敷を回っていくうちに、いつの間にかフランチェスカを始め大勢の半裸の女性に囲まれていました。すると、突然目の前に金髪のロングヘアーの少女が現れ、両手を器具に縛られました。少女は仮面をつけた女に喉元を切られ、真っ白な服を血に濡らしました。やがて、少女は天井へと吊るされ、セイディは少女の体から滴る血に驚愕しました。その直後、セイディはベッドの上で目覚めました。

【転】- 愛欲の輪舞曲(ロンド)のあらすじ3

愛欲の輪舞曲(ロンド)のシーン3 少女が殺された広間にセイディが行くと、そこには昨夜のパーティ出席者のために朝食が用意されていました。そこでセイディは血の跡を見つけました。昨夜起きたことが夢ではなかったことにセイディは気づいてしまうのでした。

その後、セイディはアレックスを問いただそうとしますが、アレックスはセイディのためだと語り、真相を答えようとしません。身の危険を感じたセイディは単身別荘から出ますが、すぐにアレックスの部下に連れ戻されてしまいました。セイディは目隠しをされ、手足の自由を奪われました。謎の女がセイディにいたずらをしようとしますが、すぐにアレックスによって解放されました。セイディはアレックスに泣きつくと、アレックスは「ただのゲームだ」となだめ、もう逃げてはいけないと釘をさすのでした。

その夜、セイディは一連の出来事に動揺し、記憶が混乱していました。そんなセイディに、フランチェスカは二人で真実を乗り越えようと語りかけ、再び情事に及びました。その後、ティエリがセイディを心配して屋敷にやってきました。セイディはティエリを心配してアレックスにセイディを帰すように頼みました。アレックスは望み通りにティエリを送る車を用意し、セイディは屋敷を出るティエリの姿に一安心しました。

ティエリが屋敷を出てまもなく、再びドラッグパーティが始まった。セイディはドラッグを飲まずにパーティに臨みますが、アレックスに連れられた先には驚きの光景がありました。あの少女を吊るした装置にティエリが縛りつけられていたのです。

【結】- 愛欲の輪舞曲(ロンド)のあらすじ4

愛欲の輪舞曲(ロンド)のシーン2 セイディが驚いていると、そこに顔の上半分を黒く塗ったフランチェスカが現れ、「彼か私たちかを選ぶのよ」と迫ってきました。フランチェスカからナイフを受け取ったセイディでしたが、ティエリを殺すことはできず、涙を流します。そして、「やれ!」と怒鳴ってくるアレックスに、セイディはナイフを刺してしまいました。すると、フランチェスカはすぐにティエリの喉元を切り、その光景をセイディに見せつけました。

セイディはすぐに屋敷から脱出しようと走り出しました。セイディは図書室にあった屋敷の見取り図を基に地下トンネルを見つけ出しました。すると、そこには昨夜殺された少女の死体がありました。先ほどの騒動で傷を負っていたセイディは泣きながら少女の服を破って包帯代わりにし、再び走り出しました。走った末に、セイディはアレックスに忠実な老執事と出くわしました。しかし、老執事は道を開け、セイディを止めようとはしませんでした。

その後、トンネルを抜けると、セイディは教会にたどり着きました。そこには聖職者の姿がありましたが、セイディの姿を確認すると十字を切り、自らのローブを脱いで去って行きました。セイディはローブを羽織って険しい道を越え、不気味な街から去って行きました。

それから時が経ち、セイディはニューヨークで新しい小説の読書会を開きました。新刊の内容はアレックスとフランチェスカと過ごした別荘での日々が原案になっていました。セイディがファンたちを前に新刊を読んでいると、会場の片隅にフランチェスカがいることに気づきました。セイディは思わずフランチェスカに話しかけると、フランチェスカはセイディがあの屋敷で負った古傷に触れながらこう言いました。「痛みは慣れるもの、溺れるものではない」…フランチェスカはセイディが必ず自分たちの元に戻ってくると予言し、その場を去って行きました。フランチェスカが車に乗り込むと、その隣にはアレックスの姿がありました。セイディはその光景に呆然とするのでした。

みんなの感想

ライターの感想

キャラクターの過去やセリフ、主人公が見る幻や夢など、明確に説明されないものが多く、観る者に想像を委ねるような作品という印象を受けました。また、美しい別荘が舞台の本作ですが、左右対称な画面や無機質な空気感など、スタンリー・キューブリックの「シャイニング」を彷彿とさせる映像があり、撮影へのこだわりが感じられました。

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