「新・女囚さそり701号」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

【結】– 新・女囚さそり701号のあらすじ4

懲罰房を出たあと、ナミは「この間の話に乗る」と容子に言います。こうしてナミと千沙、容子、弘子、昌子で脱走計画を進めます。

主任看守の伊藤は女囚らにときどき、裏取引でタバコを渡したりしていました。お礼にとあとで倉庫に来いと言われた伊藤は、そこに裸の女性が用意されているのを見て抱きます。顔は隠されていましたが、伊藤はさほど疑問を抱かずにいました。

ところがその女性は女囚ではなく、同じ同僚の中島看守の婚約者でした。その女性を抱いてしまったことで脅され、拳銃を用意させられます。

容子らは刃物も隠しました。そうして脱走計画を練ります。

拳銃が亡くなっていることに気づいた高村所長は、ナミたちが脱走計画を考えていると気づきます。所長はナミを呼び出すと椅子に拘束して吊るし上げ、いつ脱獄するつもりなのか、仲間は何人なのか白状しろと竹刀で叩いて拷問します。

その日は嵐でした。他の女囚たちは午後9時まで作業を続行しろと言われて、不満たらたらです。

千沙たちは、嵐の今夜が脱獄のチャンスだと思いました。みんなの不満も高まっているからです。

ブレーカーを落として停電を起こすと、女囚たちのあいだで暴動が起きました。それを利用して千沙や容子らは脱走を図ろうとします。

ナミは別室で田所所長から拷問を受けていましたが、停電を受けて他の看守は部屋から出ていきました。ナミは隙を見て所長の左目にペンを刺してケガを負わせます。所長はナミを殺そうとし、2人が戦います。そこへ千沙がナミを助けに現れると、投げナイフで助太刀して所長を殺しました。ナミはハサミを持って千沙と逃げます。

刑務所内では女囚の暴動が起きています。火炎瓶を投げて大騒動になっているなか、ナミと千沙はトラックに乗って逃げます。

千沙はアジトにナミを連れて行くと、用意してあった服に着替えろと言います。しかしナミは千沙をハサミで刺しました。

ナミは面会に来た新聞記者・佐々木がニセモノと判っていました。千沙もその一味でみんな三浦の差し金だと気づいていたのです。アジトにかかってきた佐々木の電話を取ったナミは「もう1本のテープなんてどこにもないのよ」と言って電話を切ります。

黒いコートに身を包み帽子をかぶったナミは、夜の都会を歩きます。

ナミの恋人・小坂は三浦の娘・夏子と結婚していました。夏子といっしょに帰宅した小坂は、一瞬のスキをついて夏子を縛られます。小坂はナミを見て必死に言い訳を重ねますが、ナミにはまるで聞こえていませんでした。ナミは小坂を銃撃すると、天井のシャンデリアを撃って小坂の上に落とします。

三浦代議士はナミ抹殺の知らせの電話を待っていました。しかし電話は来ないばかりか、部屋に貼った自分のポスターに血の手形がついているのを見て驚きます。

部屋の隅のクローゼットから血が滴っているのを見て開けると、そこには秘書の松尾の死体が入っていました。三浦は動揺します。

官房長官からの呼び出しを受けて部屋を出た三浦は、前方からナミがやってくるのを見ました。三浦は逃げますが、ナミはハサミで三浦を殺します。

すべて復讐を果たしたナミは、国会議事堂を見ていました。警官隊が近づいてくるのを見ながら、ナミは逮捕される覚悟を決めています…。

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