「新極道の妻たち 覚悟しいや6」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

新・極道の妻たち 覚悟しいやの紹介:1993年製作の日本映画。極道とその妻たちとの愛や権力争いを描く『極道の妻たち』シリーズ第6弾。「新・極道の妻たち」(91年・中島貞夫監督)に続く、家田荘子原作の〈極妻〉シリーズの最新第六作で、監督は第四作「極道の妻たち 最後の戦い」(90)も手がけた山下耕作。脚本は「江戸城大乱」の高田宏治、撮影は「天国の大罪」の木村大作。第一、四、五作とシリーズの出演を務める岩下志麻が今回も出演、常連のかたせ梨乃と女の意地を賭けた戦いを展開する。

あらすじ動画

新極道の妻たち 覚悟しいや6の主な出演者

野木安積(岩下志麻)、野木千尋(かたせ梨乃)、野木高明(草刈正雄)、常石力男(成田昭次)、楊君里(乃木涼介)、楊林珍(中野みゆき)、野木万乃助(梅宮辰夫)、宇野刑事(西田健)、春日井一馬(浜田晃)、雁田和光(中尾彬)、笹部勝志(神山繁)、佐郷隆之(佐藤慶)、桑原加代子(加賀まりこ)、花杜昌治(北大路欣也)

新極道の妻たち 覚悟しいや6のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①愛知の老舗・千之崎組が大阪の淡野組の罠にはまった。夫をかばった安積は殺人で獄中へ。出所後、安積はカタギとして生きていく決意をし、香港で殺し屋の花杜と出会う。 ②花杜が依頼されて、知らず安積の夫・野木を殺害。黒幕が淡野組の雁田と千尋だと知った安積は、花杜と共に復讐を遂げる。

【起】– 新極道の妻たち 覚悟しいや6のあらすじ1

新極道の妻たち 覚悟しいや6のシーン1

画像引用元:YouTube / 新極道の妻たち 覚悟しいや6トレーラー映像

〝この作品は

家田荘子の原作をもとに、

フィクションとして

作られたものであり、

登場する人物、団体等の

名称は架空で、

実在のものとは

何等関係ありません。〟

バブルが崩壊し、暴対法が施工されて、極道は肩身の狭い思いをしています。

どこの組も、看板を出すことが憚られる世の中ですが、例外もありました。

大阪の淡野組は、絶大な勢力を誇っています。

女性とベッドインしている桑原組の組長が、敵対する淡野組に狙われます。

ベランダから侵入してきた2名の男性が、桑原と女を襲いました。

女を殴って気絶させると、桑原を縛って冷蔵庫に入れます。

桑原のボディガードがやって来たのと入れ違いに、侵入者たちは冷蔵庫を運び出しました。

沖合で、冷蔵庫はそのまま沈められます…。

尼崎にある桑原組の妻・加代子は、野木安積にぼやいていました。

加代子の夫・桑原は先日襲われて、行方不明になっています。

遺体はあがっていないものの、もう夫はこの世にいないと確信した加代子は、極道のありようも、時代によって変わってきているのだと、安積と言い合いました。

安積は愛知県岡浜市の極道ですが、安積のほうにも問題が浮上しています。

地元の住民が追放運動をしており、安積らの組は連日、新聞沙汰になっていました。

一般市民に極道が圧されるようになったのも、時代の変遷です。

〔愛知県 岡浜市〕

野木安積は、千之崎組の五代目組長・野木万之助の妻です。

万之助には弟・野木高明、その妻の千尋がいました。

彼らは千之崎組の看板を掲げていますが、建設会社を経営しています。

ところが周辺住民が追放運動を起こし、野木は困っていました。

住民運動は全国紙に載るほどの騒ぎになっており、マスコミも注目しています。

野木は、昔ながらの極道でした。暴力で押し通そうとするのではなく、筋や道理を重視する人間です。

住民運動に辟易していますが、もしここで退いてしまうと、岡浜に日本中のヤクザが流れ込んでくると懸念しています。

野木は迫る住民にそう訴えますが、一般市民にとっては、極道もヤクザも暴力団も、すべて同じに思えます。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「新極道の妻たち 覚悟しいや6」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×