
「最後まで行く」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)
最後まで行くの紹介:2023年5月19日公開の日本映画。ある事件をきっかけに極限へと追い詰められていく刑事の姿を描いた韓国のクライムサスペンスの日本版リメイク。『ヘルドックス』の岡田准一が一つの事件を機に次々と災難に巻き込まれてしまう刑事の工藤祐司、『ヤクザと家族 The Family』の綾野剛が工藤を追う謎の監察官である矢崎を演じた。
最後まで行くの主な出演者
工藤祐司 – 岡田准一 矢崎 – 綾野剛 工藤美沙子 – 広末涼子 尾田創 – 磯村勇斗 久我山太地 – 駿河太郎 梶征士 – 山中崇 松田優生 – 黒羽麻璃央 川上昌平 – 駒木根隆介 植松由紀子 – 山田真歩 岸谷真由子 – 清水くるみ 淡島幹雄 – 杉本哲太 仙葉泰 – 柄本明 他 – 諏訪太朗、千葉哲也、富山えり子、アベラヒデノブ
最後まで行くのネタバレあらすじ
【起】– 最後まで行くのあらすじ1

画像引用元:YouTube / 最後まで行くトレーラー映像
愛知県埃原(あいはら)市。
夜の雨のなか、高速で回転する車のタイヤが映し出されます。スマホの着信音が鳴り、それを運転中の男・工藤祐司が取りました。電話の相手は妻の工藤美沙子で、工藤の母親・かずえが危篤であることを告げます。
【12.29】(12月29日)
美沙子は工藤が飲んでいるのではないかと怪しみました。工藤は「飲んでない」と否定しますが実際のところは飲んでおり、飲酒運転をしていました。キャッチホンがかかったのでかけ直すと言い、工藤は電話を取ります。そちらは埃原警察署の課長・淡島幹雄からでした。埃原警察署が仙葉組から裏金をもらっているという情報が週刊誌の記事になっており、監察官が署にやってくるという知らせが入ったのです。仙葉と最近会ったかと工藤は聞かれ、「お前がやったことだ」と一方的に言われて電話を切られました。トカゲのしっぽ切りのような発言を受けて工藤は焦ります。
再び電話がかかってきたので取ると、妻の美沙子でした。「お母さん、いま亡くなったよ。早く来て」と言われた工藤は、「くっそ、くっそー」とハンドルを握りながら嘆きます。
直後、若い女性(岸谷真由子)が車の前に飛び出してきました。工藤は慌てますが、女性を轢くことなくかわしました。バックミラーに映る女性に気を取られていたので、車の前にまた男性が現れたことに気づきませんでした。工藤は男を轢いてしまいます。
男を轢いた衝撃に動揺した工藤は、ハンドルを持ったまましばらく動けずにいました。フロントガラスにひびが入っているのに気づき、慌てて車から降りて男のもとに駆け寄ります。
男が呼吸をしていないことを確認して、工藤は焦りました。しかし雨のなか、右手の方角から赤色灯を光らせつつパトカーがやってくるのを見つけて、工藤は慌てます。電話も鳴っていますが工藤は着信を無視し、死体をひきずって伏せてパトカーから見えないようにしました。
車道の脇には古い廃工場と廃ビルがありました。パトカーが右折して去って行くのを見てから、車道の脇に置かれたゴミ捨て場みたいな場所でビニールシートを手に入れると、ロープで縛って車のトランクに入れます。
死体を乗せて車を運転していると、行く手に飲酒検問がありました。工藤は「マジかよ」と呟くと、警察手帳を出して刑事であることを示して検問を逃れようとします。
しかし工藤を知る交通課の梶征士が車までやってくると、検査器具に息を吹きかけろと迫りました。そこでやむなく工藤は「付き合いでちょっと飲んだ」と認めます。
梶にちょっと降りろと言われますが、工藤はなんとかその場をやりすごそうとします。すると梶はフロントガラスのヒビに気づくと、仙葉組から賄賂をもらっていることを指摘し「車内を調べさせてもらう」と言い出しました。工藤は「勘弁してくれ、急いでんだよ」と拒否します。
緊迫した雰囲気のなか、「オクラホマミキサー」の曲が流れ始めました。それがトランクから聞こえる…つまり轢いた男のスマホだと気づくと、工藤は焦りました。梶たちもトランクを開けろと迫ります。その場の複数の警官と工藤が揉み合いになり万事休すの状態に、クラクションが鳴り響きました。
警官と工藤にヘッドライトが当てられた車から降りてきた男は、県警本部の矢崎だと名乗りました。つられて梶と工藤も名乗ります。工藤の名を聞いた矢崎は、「私は監察課の人間です」と言うと、「ちょうどよかった。私と来てもらえますか」と付け足しました。
警官らの追及を避けられたことにほっとしながら工藤は、先ほど母親が死んだことを矢崎に話すと、母のいる病院の用事が済んだら署に行くつもりだと答えました。矢崎は「判りました」と納得して引き下がり、工藤は車を発進させます。
病院へ向けて走りながら、工藤は車内で「助かった」と荒い息を吐いていました。
病院に着くころには、雨がやみました。病院の待合室ではみながタブレットで「ざんねんないきもの事典」の動画の、サバクツノトカゲの回を見ています。待合室のテレビでは、主人公が通気口を這う映画のシーンが映っています。
母親の遺体と対面した工藤は、看護師から「病院は安置所ではないので」遺体を移動する必要があると言われました。葬儀会社が決まっていなければ病院の知っているところを紹介すると言われます。
埃原署では同僚の久我山太地が工藤に電話をかけますが、つながりません。そこへ矢崎がやってきたので、久我山と淡島課長は矢崎に「ご結婚おめでとうございました」と挨拶します。矢崎は渋面を作ったまま、過去10年分の帳簿を見せてもらうから用意しろと指示しました。
工藤から説明を聞きたいと矢崎は言い、事情を知らない久我山と淡島課長に先ほど工藤と会ったこと、そして工藤の母親が亡くなったことを教えました。淡島課長と久我山は納得します。
病院のロビーでは、工藤が「ハートフル埃原」の社員・竹原という女性と会っていました。竹原は、ハートフル埃原の所有する「埃原ホール」の安置室で保管すると説明しています。
その最中に淡島課長から電話がかかったので、工藤は電話を取りました。もう監察が入っていることを聞いた工藤は「母親の遺体を移さないとならない、葬儀の手配もある。明日の朝になる」と答えました。
淡島課長が工藤の伝言を矢崎に告げると、矢崎はむっとした顔で署から出ていきました。事態がよくないと気づいた淡島課長と久我山は、工藤と話し合いをしたいと思います。
「埃原ホール」に移動した工藤は、母の遺体が霊安室で保管されたのを確認しました。工藤と美沙子は離婚話の真っ最中でしたが、葬儀の手配は手伝うと美沙子は言いました。離婚届を早くくれと急かしながら、眠ったみなを連れて去っていきます。
直後、淡島課長と久我山が話し合いたいから「埃原ホール」へやってくると言い出しました。あいはらホールの通風孔の扉が、焦る工藤の目に留まります。
次のページで起承転結の「承」を見る
「最後まで行く」と同じカテゴリの映画
-
「ブレイキング・イン」のネタバレあらすじ記事 hm-hm.net読む
-
「ニューオーダー」のネタバレあらすじ記事 hm-hm.net読む
-
「ホーリー・トイレット」のネタバレあらすじ記事 hm-hm.net読む
関連記事はこちら
-
年間300本映画を観る映画好きが選ぶおすすめ【洋画】人気ランキング40記事 hm-hm.net読む
-
映画好きが太鼓判!おすすめ邦画人気ランキングTOP50記事 hm-hm.net読む
-
ディストピア映画のおすすめ人気ランキングTOP25!恐ろしい管理社会にゾッとする…!記事 hm-hm.net読む
-
大人におすすめの胸がざわつく映画人気ランキングTOP30記事 hm-hm.net読む
-
癒し映画おすすめ30選を日々映画に癒されるヘトヘト筆者が厳選!記事 hm-hm.net読む
-
是枝裕和監督映画おすすめTOP10を年間約100作品を楽しむ筆者が紹介!記事 hm-hm.net読む
-
ヘレナ・ボナム=カーター出演おすすめ映画TOP15を年間約100作品を楽しむ筆者が紹介!記事 hm-hm.net読む
-
パンデミック映画のおすすめ人気ランキングTOP15!ウイルス感染の恐怖を体感せよ!記事 hm-hm.net読む
-
お腹が空く!料理が印象的な映画おすすめTOP15を年間約100作品を楽しむ筆者が紹介!記事 hm-hm.net読む
-
美女が登場する映画おすすめTOP20を年間約100作品を楽しむ筆者が紹介!記事 hm-hm.net読む
コメントのついた映画
「ドラえもんのび太と緑の巨人伝」のネタバレあらすじ
コメント数:2
「バトルシップ」のネタバレあらすじ
コメント数:2
「ホラーマニアvs5人のシリアルキラー」のネタバレあらすじ
コメント数:1
「ヘルプ心がつなぐストーリー」のネタバレあらすじ
コメント数:1
「きさらぎ駅」のネタバレあらすじ
コメント数:1