「氷の微笑」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

【承】– 氷の微笑のあらすじ2

氷の微笑のシーン2

画像引用元:YouTube / 氷の微笑トレーラー映像

警察へ向かう車中、キャサリンはニックにタバコをくれと言いました。禁煙しているという答えを得ると「続かないわ」とキャサリンは声をかけます。自分が持っていたタバコを吸い始めたキャサリンは、小説の新作を書いていると言います。「刑事が危ない女と恋に落ちて、女に殺される話」と話して、キャサリンは笑顔を浮かべました。

警察署ではニックとガス以外に、コレッリ地方検事補、タルコット本部長、ウォーカー警部補が立ち合いのもとで取り調べを行ないます。キャサリンは弁護士もつけることなく、ひとりで応じると言いました。

男たちが何人も詰めている前でもキャサリンは動じることなく、タバコを吸い始めます。禁煙だと注意されても「喫煙で私を告発する?」と挑発的に答えて吸い続けました。ニックに対して親し気に呼びかけたり、取り調べの際に下着なしのミニスカートの足を組みかえたりなど、挑発的な態度を見せました。さらにキャサリンのほうから、うそ発見器にかけろと言います。うそ発見器にかけられても、反応が出てくるわけではありませんでした。キャサリンはすぐに釈放されます。

ニックはキャサリンを家まで送りながら、ますます疑いを深めていました。

キャサリンを送ったあと、ニックは仲間の刑事が飲む店へ行きました。3か月禁酒していたのですが、酒を飲み始めます。そこへ恋人のエリザベスがやってきたのでニックは一緒に帰り、身体を重ねました。エリザベスは、キャサリンと大学の同窓生だったと話します。バークレー大学です。

その後もキャサリンの周囲を調べれば調べるほど、怪しい事件が浮かび上がります。キャサリンの在学中に、キャサリンの担当の心理学教授ノア・ゴールドスティンがアイスピックで刺殺される事件があったことが判明しました。未解決事件です。

タルコット本部長はニックに、キャサリンを尾行しろと命じました。ニックは車でキャサリンの家へ向かいます。

ニックは外出するキャサリンの車を尾行しますが、乱暴な運転に翻弄されます。キャサリンが訪問した家の郵便物をチェックし、ヘイゼル・ドブキンスという住人がいると知りました。やがてキャサリンは老女・ヘイゼルに送られて家から出てきました。ニックは再び尾行しますが、また赤信号で引き離されます。キャサリンの自宅へ行くと、帰宅したキャサリンが悠々と着替えをしていました。

キャサリンが訪問していた老女・ヘイゼルは前科者でした。円満な家庭の主婦だったのに、ある日夫と3人の子どもを殺害して服役した過去を持つ女性でした。なぜ夫と子どもを殺したのか判らないそうです。ヘイゼルに接近するキャサリンの気持ちを量りかねて、ニックは不思議に思い強烈に惹かれていきます。

キャサリンの家を訪れたニックは、ニックをモデルにして新作の小説を書いていると言われました。ニックが「早撃ち刑事」というあだ名で呼ばれていることを、笑いながら話します。

ヘイゼルに接近する理由を聞かれたキャサリンは「殺人の衝動の話を聞きたくて」と答えると、ニックが5年間に4回も麻薬のおとり捜査時に犯人を射殺していることを指摘しました。その際にコカインを服用していたことや、その事実を知ったニックの妻が苦にして自殺したことなどをキャサリンは話します。その話はニックが恋人のエリザベスに、カウンセリングでしか話したことがない内容でした。ニックは憤然としつつその場を去ります。

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