映画:流浪の月

「流浪の月」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

第17回本屋大賞を受賞した凪良ゆう原作の小説を、「怒り」「悪人」の李相日がメガホンを取り映像化。主演は広瀬すず、松坂桃李。15年前に9歳の少女が”誘拐”された。犯人は19歳の青年。しかし少女が警察に発見され、保護されると少女は泣き叫び拒否する姿は、見物人が携帯電話で撮った写真や動画でまたたく間に拡散された。それから月日が経ち、成長した2人は再会を果たす…。恋愛とも、友情とも違う”何か”を描くサスペンス。2022年5月劇場公開作品。150分。

あらすじ動画

流浪の月の主な出演者

家内更紗:広瀬すず 佐伯文:松坂桃李 中瀬亮:横浜流星 谷あゆみ:多部未華子 安西佳菜子:趣里 湯村:三浦貴大 家内更紗(幼少期):白鳥玉季 安西梨花:増田光桜 佐伯音葉:内田也哉子 阿方:柄本明

流浪の月のネタバレあらすじ

【起】– 流浪の月のあらすじ1

流浪の月のシーン1

画像引用元:YouTube / 流浪の月トレーラー映像

15年前、とある動画が話題になった。

それは森で警察官に両腕を掴まれた少女がまるで拒むように泣き叫ぶ動画であった。

撮ったのは野次馬の人々、しかし動画はすぐに拡散されすっかり事件の代名詞となってしまった。

「公園で行方不明となった9歳の少女が、19歳の男性に誘拐され、監禁されたあと動物園近くの森で発見、保護され両親の元へ帰された」

という「家内更紗ちゃん誘拐事件」

15年後、24歳にになった更紗はすっかり大人の女性へ成長していた。

しかし、家内更紗という名前だけが一人歩きして、どこに行っても、どこで働いても「凶悪犯に酷い目にあった可哀想な女の子」というイメージが払拭できなかった。そんな彼女は実家を出て、今は恋人の中瀬亮と同棲している。

彼はとても優しく、更紗を包み込むように守ろうとしてくれていた。どうやら将来は結婚も考えてくれているらしい。

彼の実家にも、親戚にも紹介されたが、更紗の顔はどこか浮かない。

過去、更紗の父が急に病死して、音葉はあっという間に更紗の前から消えてしまい、一気に9歳にして更紗は天涯孤独の身になってしまう。

そんな時に、彼女を引き取ってくれたのは母方の叔母であった。

自由だった今までの環境とは全く違い、叔母の家では「きちんと」することを義務付けられた。常識的で堅苦しかったのだ。

おまけにその家の息子、孝弘はどこか下卑た表情で更紗を見つめている。

夜になると孝弘はどこからかそっと現れ、寝室で眠る更紗にちょっかいを掛け始める。

慣れない環境に自宅に帰りたくない更紗は、学校が終わっても友達と公園で遊ぶようになっていく。夕方になり、友達は自宅へ帰っていくが、更紗はどうしても家に帰りたくなくて一人で無心で本を読んでいた。すると同じように公園にベンチに座り、一人で本を読んでいる細身の青年がいた。彼はいつもいて、更紗もどこか気になる存在になっていた。ある日、雨が降ってきてそれでも公園に居続けると、青年が持っていた傘でそっと更紗を入れてくれた。

「家に帰らないの?」

とその男性は聞いてきた。

「帰りたくない」

と更紗が言葉を返すと、暫く青年は

「じゃ、家に来る?」

と訪ね、更紗はうんと頷きついていった。

その日から、更紗は行方不明というかたちになった。

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