映画:真昼の決闘

「真昼の決闘」のネタバレあらすじと結末

真昼の決闘の紹介:レッド・ジンネマン監督、ゲーリー・クーパー、グレース・ケリー主演の西部劇。ジョン・W・カニンガムによる「ブリキの星章」を原作としており、ならず者たちの襲撃が近づく中、町の人々に見放され、孤立無援となった保安官の戦いを描く。第25回アカデミー賞では、主演男優賞、編集賞、作曲賞、歌曲賞を受賞した。

あらすじ動画

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真昼の決闘の主な出演者

ウィル(ゲーリー・クーパー)、エイミー(グレース・ケリー)、ハービー(ロイド・ブリッジス)

真昼の決闘のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- 真昼の決闘のあらすじ1

物語の舞台は西部開拓時代のアメリカ、ハドリービルという小さな町。保安官のウィルは年下の新妻エイミーと結婚式を挙げ、新生活をスタートさせるべく町を出ようとしていました。すると、そこに一通の手紙がウィルの元に届きました。そこには、フランク・ミラーが汽車で正午に到着し、三人の仲間と合流しようとしている、と記されていました。

ミラーはかつてこの町を牛耳っていた男で、悪党として知られていました。この町は無法地帯となっていましたが、5年前にウィルや町の人々が協力してミラーを刑務所送りにしたことで、ウィルは町に秩序をもたらした英雄となりました。しかし、この度ミラーが減刑となり釈放され、町には再び危機が訪れようとしていました。

ウィルは保安官バッジを一度は外したものの、後任に保安官がすぐには来ないことを心配し、人々を守るためこの町に留まることを望みました。このときの時刻は午前10時40分、差し迫った危険にすぐ対応する必要があるとウィルは判断したのです。しかし、町の人々はウィルとエイミーにすぐ出発するよう諭し、半ば無理やりに二人を送り出しました。

クェーカー教徒で暴力をひどく嫌うエイミーは町を出られたことに安堵しますが、ウィルはすぐに引き返してしまいました。「僕は逃げたことはない」…ウィルはそう語り、エイミーの説得を聞かずに馬車をハドリービルへと走らせました。

ウィルはミラーたちを迎え撃つため、町の人々と武装隊を結成することを考えつきました。ところが、先ほどまで結婚を祝福してくれた人々はウィルに冷たく、なぜ戻ってきたとあきれ返っていました。かつてともにミラーと戦った男たちはウィルをあからさまに避け、ウィルは孤立感を深めていきました。

【承】- 真昼の決闘のあらすじ2

このとき、町の判事は町から出る準備を始めていました。判事はミラーに有罪判決を下した人物であり、身の危険を感じていたのです。判事は部屋の壁に飾っていた星条旗と天秤を早々に片付け、町を後にしました。町の人々はこの危機をただ傍観するに違いないと判事は確信しており、すぐに町に出るようウィルに勧めました。

そんな中、かつてウィルの右腕として活躍していたハービーが協力したいとウィルに申し出てきました。しかし、それは自分を後任の保安官に推薦するという条件がついていました。ウィルはそんな取引に乗るつもりはなく、ハービーの協力を断りました。すると、ハービーはウィルに怒りをぶつけてきました。ハービーはウィルの元恋人でこの町でホテルを経営するヘレンとつき合っていることを明かし、自分にそんな仕打ちをするのはヘレンとの関係に嫉妬しているからだ、と主張しました。しかし、ウィルはハービーとヘレンが恋人関係にあることを知っておらず、ただ驚きの表情を浮かべていました。一方、エイミーはミラー一味との決闘に臨もうとするウィルに失望し、正午の汽車で町を出ることを決めてしまいました。

その後もウィルの仲間集めは難航しました。唯一快く協力を申し出てきたのは、5年前にミラー一味を退治したときにも協力してくれたハーブという中年男性だけでした。刻々と時間が迫る中、ウィルはヘレンが経営するホテルを訪れました。そこで、ウィルはフロントで休むエイミーと再会を果たしました。エイミーはウィルが心変わりしたと喜びますが、ウィルにその気がないことがわかるとすぐに悲しげな表情を浮かべました。その後、ウィルはフロントマンの案内を受け、ヘレンの部屋に行きました。その際のやりとりから、エイミーはウィルとヘレンがただならぬ関係にあるのではないかと思い込むようになりました。

ウィルはヘレンにすぐに町に出るよう忠告しますが、すでにヘレンは出発の準備を始めていました。ヘレンはかつてミラーの女だった時期があり、ミラーの帰還はヘレンにとっても危険極まりないことだったのです。ヘレンもウィルに町を出るよう忠告しますが、ウィルはあくまでもミラーから町を守ることにこだわっていました。

【転】- 真昼の決闘のあらすじ3

その後、ウィルが武装隊への参加を募るために酒場を訪れると、そこで自分の陰口が叩かれていることを知ります。酒場や売春宿はミラーがいた頃の方がより稼ぎが良かったため、ウィルの存在を快く思わないものも少なからずいたのです。それでもウィルは武装隊への参加を呼びかけますが、誰もウィルに手を差し伸べる者はいませんでした。

酒場でこの現場を目撃した後、ハービーはヘレンに会いに行きました。ハービーはヘレンが町を出ようとしていることにショックを受け、引き留めようとしますが、ヘレンはすでにハービーへの愛想を尽かしていました。ヘレンはハービーがウィルに手を貸そうとしないことを軽蔑し、「あなたは顔も体格もいい、でも彼は男よ。体格だけで男になれない」と口にし、ウィルとハービーの決定的な違いを痛烈に批判するのでした。

同じ頃、町の教会では礼拝が行われていました。「私の瞳は主の栄光を見てきた 主は積み重なる怒りのブトウを踏む 恐怖の剣が稲妻となり放たれる 主の真理がいざ進む 主に栄光あれ ハレルヤ」…人々が高らかに聖歌を歌い上げた後、牧師による説教が始まりました。すると、そこにウィルが現れ、ミラーを撃退する必要性を人々に説きました。中にはウィルの意見に賛同し、彼の功績に深く感謝する者もいましたが、保身に走る者の方が大多数を占めていました。ある男は「ミラーが戻るなら、それは我々の問題だ。ここは我々の町だからだ、一から築いた」と語り、この町の発展のためには争いの火種となるウィルにこの町を去ってもらい、ミラーを受け入れるべきだと主張しました。すると、それまでウィルに味方していた人々は下を向き、黙り込んでしまいました。ウィルはその光景に衝撃を受け、教会を後にしました。

同じ頃、エイミーはヘレンの部屋を訪ねていました。エイミーはウィルがヘレンのために町を守ろうとしているのではないかと考えていましたが、ヘレンはすぐにその考えを否定し、ウィルを捨てて町を出ようとするエイミーを批判しました。エイミーはすぐにヘレンの言葉に反論し、過去に父と兄を銃で失ったことを明かしました。「私には善悪より生きることが大切なの」…エイミーはこう語りますが、それでもヘレンはエイミーにウィルを見捨てず一緒に闘うよう促すのでした。

【結】- 真昼の決闘のあらすじ4

その後、ウィルは町をさまよい、馬小屋にたどり着きました。孤立無援の状況を前にして、ウィルは町を出るべきかと迷い始めていたのです。すると、そこにハービーが現れ、すぐに町から出るよう忠告し、ウィルを無理に馬に乗せようとしました。ウィルが抵抗していると、やがて二人は乱闘に及び、ウィルはハービーを殴り倒してしました。

保安官事務所に戻ったウィルはハーブに誰一人仲間を集められなかったことを報告しました。すると、ハーブはこの決闘は自殺行為だと口にし、ウィルへの協力を拒否しました。ウィルを慕うジョニーという少年が一緒に戦いたいと言ってくれましたが、ウィルに少年を巻き込む気などなく、ジョニーを家に帰しました。

人々が屋内にこもり、町の通りに誰一人いなくなる中、ウィルは保安官事務所で遺言状を書きました。そして、正午を告げる鐘が鳴ると、ウィルは通りに出ました。すると、目の前をエイミーとヘレンが乗った馬車が通り過ぎていきました。

それから間もなく、ミラーを乗せた列車が到着、ミラーは仲間三人と合流し、すぐに町に向かいました。それから間もなく、ミラー一味が町に到着、ウィルとの銃撃戦が始まりました。同じ頃、エイミーとヘレンは汽車に乗り込んでいましたが、エイミーは町から銃声が聞こえてきたことに気づき、たまらず汽車から降り、町に戻ってしまいました。

ウィルは圧倒的に不利な状況にありながらも、ミラー手下二人を射殺しました。しかし、残る手下一人とミラーに手を焼いていました。そんな中、ミラーの手下一人が銃弾を受け、倒れました。撃ったのは、保安官事務所に潜んでいたエイミーでした。しかし、その後すぐにエイミーはミラーに捕らえられてしまいます。エイミーを人質に取られたウィルはやむなく銃を下ろして姿を現しますが、その直後、エイミーが突然暴れ出し、両手でミラーの顔を覆いました。この隙をウィルは見逃さず、すぐに銃を抜いてミラーを射殺しました。

その後、ウィルとエイミーが抱き合っていると、そこにぞろぞろと町の人々が出てきました。それと同時に、ジョニーがウィルとエイミーのために馬車を運んできました。ウィルはジョニーを労う一方で、町の人々には何も語りかけず、眉間にシワを寄せました。それからすぐ、ウィルは胸の保安官バッジを地面に脱げ捨て、町を後にしました。

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みんなの感想

ライターの感想

自分たちの保身ばかり考える人々の姿を見せつけてくる映画であり、もしも劇中と同じ状況になったとき、主人公と同じように正義を貫けるか、非常に考えさせられる作品でした。ゲーリー・クーパーの表情は常に緊張感にあふれており、追い詰められながらも戦う男の姿がよく表現されていたと思います。ラストに見せる軽蔑のまなざしも非常に印象的でした。

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