映画:砕け散るところを見せてあげる

「砕け散るところを見せてあげる」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

砕け散るところを見せてあげるの紹介:2021年4月9日公開の日本映画。アニメ化もされたライトノベル「とらドラ!」の原作者・竹宮ゆゆこによる同名ベストセラー小説を、『うさぎドロップ』のSABU監督が実写映画化。『四月は君の嘘』の中川大志と石井杏奈がW主演を務め、『月子』の井之脇海や『愛唄 -約束のナクヒト-』の清原果耶、『サヨナラまでの30分』の北村匠海ら若手実力派俳優が集結。

砕け散るところを見せてあげるの主な出演者

濱田清澄(中川大志)、蔵本玻璃(石井杏奈)、田丸玄悟(井之脇海)、尾崎・妹(清原果耶)、尾崎・姉(松井愛莉)、真っ赤な嵐(北村匠海)、清澄の母(矢田亜希子)、おばちゃん(木野花)、(原田知世)、玻璃の父(堤真一)

砕け散るところを見せてあげるのネタバレあらすじ

【起】– 砕け散るところを見せてあげるのあらすじ1

砕け散るところを見せてあげるのシーン1

画像引用元:YouTube / 砕け散るところを見せてあげるトレーラー映像

2階の自室で勉強していた男子「真っ赤な嵐」は、将来なりたい自分をイメージしようとします。なりたい自分の姿をできるだけ明確にイメージした「真っ赤な嵐」は、自分が黒くてかっこいいボディアーマーのようなものを着ているところを想像します。正義のヒーローに変身するところを想像し、「真っ赤な嵐」は部屋でひとり変身ポーズを決めました。そこで、部屋に夜食を持ってきた「真っ赤な嵐」の母と目が合います。

「真っ赤な嵐」の父親は、正義のヒーローだったそうです。「真っ赤な嵐」が生まれる数時間前に故人となりました。増水した川に落ちたワゴン車を見た父は、車に乗る人を助けるために真冬の川に飛び込みました。沈みゆくワゴン車の中から次々と人を救い出し、最後の1人の女の子を救出した後で、父は川に流されました。何キロも離れたところで見つかった遺体は、流されたときについた傷でぼろぼろになり、見る影もなかったそうです。「真っ赤な嵐」の母は、死んだ父の話をするときは頬を少女のように染めていました。「真っ赤な嵐」は母から、正義のヒーローの3つの掟を教わります。「ヒーローは決して悪の敵を見逃さない」「ヒーローは自分のためには戦わない」「ヒーローは負けない、絶対に」

死んだ父が正真正銘の正義のヒーローだったと思う「真っ赤な嵐」は、自分も父のようなヒーローになりたいと思います…。

…長野県諏訪市。

濱田清澄(はまだ きよすみ)は高校3年生の男子生徒です。月曜日の朝礼に遅刻した清澄は、教室に荷物を置くと急いで体育館へ駆け込みました。1年生の列の後ろにまぎれこみます。1年生の列の中に、ゴミを投げつけられている女子生徒・蔵本玻璃(くらもと はり)がいました。玻璃は小さな紙屑をいくつも投げられているのですが、文句も言わずに立っています。周囲の者は気づいているのですが、誰も注意しませんでした。上履きを投げた男子生徒がおり、それがまともに玻璃に当たります。それを面白がった別の男子生徒が、穿いていた上履きを脱いで投げようとしました。清澄はその手を止め、注意します。

朝礼が終わった後、自分に投げられたゴミを拾っている玻璃に清澄が話しかけます。いじめられているのならば担任に相談した方がいいと話しかけますが、玻璃が無反応なので清澄が肩をトントンと叩くと、玻璃はいきなり絶叫しました。耳をつんざく声でいつまでもわめくので、周囲は静まり返りました。清澄は謝ります。絶叫がやむと周囲では「またあいつかよ」「ヤバすぎ、消えろ」という小さな声が聞こえます。清澄の親友・田丸玄悟(たまる げんご)が清澄を見つけて、近寄ってきました。玻璃の絶叫を聞いていたらしく「なんだよあれ」と言います。清澄は「いじめっぽい」と答えました。

清澄と同級生の女子生徒・尾崎(姉)が情報をもたらしてくれます。尾崎は1年に妹がいるらしく、いじめられていた女子の名が蔵本玻璃という名で、クラスどころか学年一の嫌われ者なのだと教えました。「単語」だけで構成される尾崎の情報に感謝した清澄は、事実確認をしに1年の教室へ向かいます。見ると、玻璃は本当に教室で他の生徒たちにいじめられていました。清澄がクラスに入って注意すると、注意された男子生徒は「正義のヒーロー気取りだよ」と呟きます。清澄はそうした悪を見過ごせないのです。

玻璃の靴箱にある上履きも、放られていました。清澄が靴箱に戻すと、玻璃の名札が削られています。翌日、また放られた玻璃の上履きを集めて戻した清澄は、玻璃の名札をつけました。

清澄が玻璃を庇い始めたのを知り、1年の生徒の中で清澄のあだ名がついたそうです。「ヒマセン」…「ヒマな先輩」という意味だそうです。それを聞きながらも清澄は庇うのを止めませんでした。清澄は幸いと自分の居場所、田丸という親友や気の合う仲間を見つけられて満ち足りた高校生活を送ることができていますが、自分だって一歩間違えると冷ややかな目で見られることもあると、入学当初の経験で清澄自身が知っているからです。そういうわけで清澄は、月曜からずっと玻璃を気にかけていました。

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