映画:秘密THETOPSECRETトップシークレット

「秘密THETOPSECRETトップシークレット」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(6件)

秘密 THE TOP SECRETの紹介:2016年8月6日公開の日本映画。清水玲子の人気コミックを実写化。死者の脳に残された過去の記憶を映像化できるスキャナーを駆使する警察の捜査メンバーが、謎に満ちた猟奇事件の真相を追う。メガホンを取るのは、『るろうに剣心』シリーズなどの大友啓史。『グラスホッパー』などの生田斗真、『ストレイヤーズ・クロニクル』などの岡田将生をはじめ、栗山千明、大森南朋、松坂桃李ら豪華な顔ぶれが揃う。二転三転する展開はもちろん、俳優たちが繰り出す妙演にも注目。

あらすじ動画

秘密THETOPSECRETトップシークレットの主な出演者

薪剛(生田斗真)、青木一行(岡田将生)、貝沼清孝(吉川晃司)、鈴木克洋(松坂桃李)、露口絹子(織田梨沙)、今井孝史(大倉孝二)、天地奈々子(木南晴夏)、岡部靖文(平山祐介)、女性ネクタイ殺しの犯人(三浦誠己)、山口和英(泉澤祐希)、平井学(望月歩)、田中俊一(前野朋哉)、青木の父(小市慢太郎)、三好雪子(栗山千明)、露口絹子(織田梨沙)、露口浩一(椎名桔平)、斎藤純一郎(リリー・フランキー)、眞鍋駿介(大森南朋)

秘密THETOPSECRETトップシークレットのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①特殊脳内捜査チーム・通称第九は警察庁の正式な機関になるべく、死刑になった父親・露口浩一の脳を見て彼が遺棄したという娘の遺体を探そうと試みる。しかし浩一の脳からは殺人の実行犯はサイコパスの長女・絹子であった。浩一が死刑になったため絹子は記憶喪失というふれこみで現れる。絹子の捜査をするうちに、9人が同時刻に自殺する事件や、過去に封印したはずの貝沼事件も出てきた。謎を解き明かした薪と青木は世界の闇の部分だけでなく、幸せな部分も見た。 ②「なぜ死んだはずの少女(絹子)は生きていたのか」→絹子こそが真犯人で、父・浩一を操っていた。「なぜ、つながるはずのない事件が次々と連鎖するのか」→貝沼清孝が催眠をかけ、9人の少年院の少年に自殺の暗示催眠をかけていたから(きっかけは皆既日食)。「なぜ、第九は<貝沼事件>を封印したのか」→貝沼の脳を見た犠牲者が次々に自殺&精神錯乱していったから。「第九室長・薪の親友・鈴木が自分の命と引き換えにしてまで隠した<秘密>とは」→貝沼清孝がおこなった28人連続殺害事件は、すべて薪に向けてのプレゼントだったこと(貝沼の薪への愛憎のなせる業)。それを知った薪が精神的に耐えられないだろうと思った鈴木は、貝沼の脳を破壊することで秘密を守ろうとした。

【起】– 秘密THETOPSECRETトップシークレットのあらすじ1

秘密THETOPSECRETトップシークレットのシーン1

画像引用元:YouTube / 秘密THETOPSECRETトップシークレットトレーラー映像

【科学警察研究所 法医第九研究室】

最先端の科学技術を駆使して

死者の脳内に残った記憶を映像化。

それを元に犯罪捜査を行う、警察庁の特別捜査機関。

通称『第九』。

第九の捜査では、死者の脳内に強力な磁力による電気刺激を与えるMRI捜査で、死者が見た映像を再現することができます。(注:劇中で使われる「MRI」は、現代医療に広く普及しているMRIとは異なるもの。「Memory Reproduction Imaging system」の略で「記憶映像再現システム」といったところか)

この第九のMRI捜査によって、犯人特定が容易になるものの、一方では大きなデメリットがあります。「あくまで死者本人が主観的に見た映像」のため、通常では目視しないはずの幽霊や幻影なども映しだすためです(客観性がないということ)。

そのため第九は警察庁の中でも、正式な機関としては位置づけされていません。

臨床試験によって何か手柄を挙げれば正式な機関として認められる可能性もあります。

青木一行は東大法学部卒のエリート捜査員で、明日から第九への配属が決まっていました。

第九の室長は薪剛という若い男性で、過去に「28人を殺害した凶悪犯・貝沼清孝」の脳を見たスタッフの中の、唯一の生き残りと言われます。他の人は精神に異常をきたしたり自殺したりして、現在の部署に残っている人はいません。また貝沼の脳は当時のスタッフのひとり・鈴木克洋に破壊されたので、もう見ることはできませんでした。

特殊脳内捜査チームの刑事・眞鍋駿介と共にある若い女性の死体を見た青木は、被害者女性の右手首に、赤いハートマークのタトゥーが刻まれていることに気づきます。

青木は着任より一日早く第九に呼ばれました。そこで、先ほど見た被害者女性の、脳内の映像を見せられました。犯人は眞鍋が聴取している男性ではなく、全く別の男性です。

想像よりもはるかに美しい映像に感嘆し、ここまで忠実に死の直前までの映像が見られるのかと感心した青木ですが、死ぬ直前に犯人の顔が、一瞬悪魔の姿に変化するのを見逃しませんでした。被害者女性の主観によって映像が構成されるため、このような映像の変化はよくあることだと教わります。

青木の一家はかつて何者かによって惨殺され、唯一の生存者である父親も自発呼吸すらできない意識不明の状態に陥っています。17歳で東京大学に入り、以降あらゆる分野に精通した青木は、第九に入ったことで凶悪犯を摘発したいと強く願っていました。

薪は青木に、まず警察庁で第九の地位を認めさせるために、3年前の露口一家殺害事件を解決しろと命令します。

その事件は父である大学教授の露口浩一が犯人で、彼は妻・真理、義母(妻の母)・桜、次女・麻子を殺し、長女・絹子の遺体は川に捨てたと証言しました。死刑が求刑されています。

家の中には妻と義母と次女の遺体がありましたが、長女・絹子の遺体だけは3年が経過しても見つかっていません。

死刑執行された後に露口浩一の脳をスキャンして、長女・絹子の死体を探すこと…これが青木に課せられた最初の課題でした。

浩一の脳を見るにあたり、青木は薪に「客観的に見ること」を何度も念押しされます。

その頃別室では、死刑執行された浩一の遺体が運ばれ、監察医・三好雪子が浩一の頭蓋を開けて脳を露出すると、ナノマシーンを注入してMRI捜査の準備をしていました。

剥きだしになった浩一の脳には透明なヘルメットがかぶせられます。青木にもたくさんのコードが頭部につけられました。

死者の映像を直接体感するのは青木ですが、映像は同時に外部にも出力されて他の人物も見ることができます。記録もされるので、あとで再生可能でした。

露口浩一の脳活動のモニターが開始されます。

浩一の映像は、死刑執行直前の映像から始まりました。長女・絹子の写真を見た浩一は刑務官に呼ばれて長い廊下を歩きますが、廊下の奥には黒い女性(妻の幽霊)が見えます。

脳内スキャンの開発は進み、現在は4年前までは優に遡れるようになっています。もっと進歩すればいずれ、出生時からの脳内映像を見ることも可能だと期待されました。

3年前の事件当日の映像が見つかりました。

浩一は居間で次女・麻子の遺体を発見し、血痕をたどって台所で妻・真理の遺体を発見し、さらに奥のドアを開いて、長女・絹子が祖母(真理の母)・桜を殺している現場を目撃しました。絹子は浩一の姿を見ると包丁を持って近づき、浩一の手に握らせて自分に向けた後、立ち去っていました。

浩一は、絹子が去った後、死んだ家族の脳を破壊していました。これは、脳内映像の再生により、犯人が絹子だということを隠匿するためです。

露口家の一家殺害事件の真犯人は、浩一ではなく、浩一が「殺して川に沈めた」と自供していた長女・絹子の仕業でした。浩一は絹子をかばって「殺した」と自供しており、真犯人の絹子は現在も逃亡中ということになります。

速やかに再捜査をすべきだと薪は言い、絹子の包丁の扱い方が慣れていると感じた青木は、これまでも幾度か絹子は殺人をおこなっている(これが初めての犯行ではない)と思いました。

ところがこれは上層部に聞き入れられませんでした。

絹子が真犯人だということが公になると、浩一は冤罪で死刑に処されたことになり、警察庁のメンツが立たなくなるからです。

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