「籠の中の乙女」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

父親の教えで、外の世界とは全く遮断された世界で暮らす家族の物語。長男の家庭教師でやってきた「外からやってきた女」により、平和を保っているかに見えた家族に変化が起き始める…。2009年劇場公開、ギリシャ映画。ヨルゴス・ランティモス監督。

あらすじ動画

籠の中の乙女の主な出演者

父 – クリストス・ステルギオグル 母 – ミシェル・ヴァレイ 長女 – アンゲリキ・パプーリァ 次女 – マリー・ツォニ 長男 – クリストス・パサリス クリスティナ – アナ・カレジドゥ

籠の中の乙女のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①厳格な父の命令で家族が外界とは全く交わらない生活を送っていた ②思春期を迎えた長男用に性欲処理用の女性を雇うことにした父親 ③雇われた女性は長男だけでは飽き足らず娘たちにも手を出す ④父親激怒し女性をクビにして追い出す ⑤性を知ってしまった子供たちは兄弟内で性行為をしだす ⑥長女が「犬歯をなくなれば外の世界に出られる」という迷信を本気にし自分で犬歯を折る ⑦長女は父親の車に忍び込むがそこから出られず物語は終わる

【起】– 籠の中の乙女のあらすじ1

籠の中の乙女のシーン1

画像引用元:YouTube / 籠の中の乙女トレーラー映像

「外の世界は危険なんだ、家の敷地から出ないでずっとここにいろ。そうすれば安心だ」

ギリシャの郊外、裕福な家庭を持つ男(父親)は自分の子供たち三人(長男、長女、次女)にそう毎日告げていた。子供達に名前を与えず、父親が絶対的権威を持つ存在として君臨している家庭であった。

男の妻は、物静かに夫に寄り添いずっと従順だった。

子供たちは既に成人していたが、誰も家から出ようともせずずっと男に従っていた。

ある日、男は一人の黒髪女性を車の助手席に連れこっそりと家に連れてきた。女はアイマスクをされている。互いの了承はあるようだがどこか不気味だ。男はとある部屋に女を入れると、アイマスクを取った。

女は金で男に買われたのだった、そして相手は男ではなく、成人を迎え性欲が盛んな長男にあてがわれた「性欲処理用」だったのだ。

長男は父から話を聞くと雰囲気もなにもなくすぐ素っ裸になった。女もすぐ裸になり二人は性行為を黙々と行った。

クリスティーナ、性欲処理の女はそう名乗った。はじめての「外」からの刺激に長男は興奮する。普段、住んでいる豪邸は母と妹二人に父。大きなプールがあるがぐるりと高い壁で外は見えず、近所には人すらいなかった。モンダミンひとつを吐き出すにも父の許可が降りるのをじっと待つ、そんな常識では考えられない生活をずっと送ってきた「純粋培養」された家族。

長男は性という刺激と、外の世界を知っている女ということでクリスティーナに夢中になった。

しかしクリスティーナがやってくるのは父が連れてくる週一度だけ。

父は大きな工場を経営しており、車で外の世界に出ていけるただ一人の存在だった。

子供たちは学校の存在も知らず書物も遮断されたため、父親の言うことが世界であり言葉であり、道徳心そのものだった。

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