「罪の声」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

罪の声の紹介:2020年製作の日本映画。グリコ・森永事件をモチーフにし2016年週刊文春ミステリーベスト10国内部門第1位に輝いた同名小説を映画化。記者の阿久津は昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ取材を重ねる。一方俊也は事件の脅迫テープに自分の声が使われていたことを知り……。監督は、TBSテレビに所属し『カルテット』など数々のTVドラマの演出をするほか、「映画 ビリギャル」など映画監督としても活動する土井裕泰。「人間失格 太宰治と3人の女たち」の小栗旬と、ミュージシャンや文筆家としても活躍する星野源が、未解決事件に翻弄され人生が交錯する二人の男を演じる。

あらすじ動画

罪の声の主な出演者

阿久津英士(小栗旬)、曽根俊也(星野源、子ども時代:甘詩羽)、水島洋介(松重豊)、鳥居雅夫(古舘寛治)、生島聡一郎(宇野祥平、子ども時代:石澤柊斗、中学生時代:杉田雷麟)、生島千代子(篠原ゆき子)、生島望(原菜乃華)、生島秀樹(阿部亮平)、曽根光雄(尾上寛之)、林(水澤紳吾)、青木龍一(山口祥行)、立花幸男(堀内正美)、藤崎勝(木場勝己)、佐伯肇(橋本じゅん)、臼井浩司(桜木健一)、大島美津子(浅茅陽子)、天地幸子(高田聖子)、藤井清一(佐藤蛾次郎)、秋山宏昌(佐川満男)、山本志乃(宮下順子)、ニシダ〔仮名〕(塩見三省)、須藤みち(正司照枝)、三谷浩二(沼田爆)、三谷晴美(岡本麗)、津村克己(若葉竜也)、葵(須藤理彩)、曽根亜美(市川実日子)、河村和信(火野正平)、曽根達雄(宇崎竜童、若き日の達雄:川口覚)、曽根真由美(梶芽衣子、若き日の真由美:阿部純子)

罪の声のネタバレあらすじ

【起】– 罪の声のあらすじ1

罪の声のシーン1

画像引用元:YouTube / 罪の声トレーラー映像

〔1984年(昭和59年)〕

京都の紳士服仕立店『テーラー曽根』では、少年の曽根俊也が遊んでいます。ラジオでは世間を賑わせているギンガ・萬堂事件の続報が、ニュースで流れていました。アイロンをかけていた父・光雄は、息子の俊也に「向こうで遊んどき」と言います…。

〔2018年(平成30年)〕

息子の俊也はすっかり大人になり、父・光雄のあとを継いでいました。アイロンをかける仕草は父のそれと全く同じです。父は他界し、俊也は妻・亜美、娘・詩織、老いた母・真由美と暮らしていました。真由美は病気で余命宣告されており、病院に入院しています。

クリスマスの飾りつけをしていた妻子が、電飾が壊れたと言いました。予備を探した俊也は家の押し入れの奥に、父の名前を書いた丸い箱を見つけます。父の形見だと懐かしい思いで開封した俊也は、そこに「1984」と書かれたカセットテープと、黒革の手帳を見つけました。手帳は英語でびっしり何かが書かれています。父の光雄は英語ができなかったので、俊也は不思議に思いました。

〔イギリス ロンドン〕

大日新聞の記者・阿久津英士は、30年以上前に起きたオランダの事件について調べていました。はるばる日本からわざわざ取材にやってきたと知ると、インタビューを受ける男性コリン・テイラーは「日本人はヒマなのか」と呆れます。それに対して日本語で毒づいた阿久津は、気を取り直すと取材を続けます…。

…事の発端は1984年にさかのぼります。1984年3月、日本の大手菓子メーカー『ギンガ』の社長が誘拐され、「くらま天狗」を名乗る犯人グループから身代金10億円を要求されるという事件が起こります。その3日後に社長は監禁場所から自力で脱出を果たし、事件は終息したかに思われました。ところがくらま天狗は次に、店頭のギンガの菓子に毒物を混入するという脅迫状を送り付けてきました。脅迫状には致死性の青酸ソーダが同封されました。脅迫状、挑戦状のたぐいは警察だけではなく、大日新聞大阪本社など在阪の報道機関、マスコミにも送られていました。その後も1年半にわたり、ギンガだけでなく同じ製菓メーカー『萬堂』など6社が脅迫の対象となり、警察官130万人が捜査に導入されるなど、当時世間を大きく騒がせる大事件となります。

容疑者として「キツネ目の男」が指名手配されますが、けっきょく犯人を特定できませんでした。事件は未解決のまま時効を迎え、真実はいまだ深淵の底にあります…。

〔1週間前〕

『深淵の住人(仮)~平成・昭和の未解決事件~』というプロットのタイトルを見せられた阿久津は、上司の鳥居雅夫に未解決事件の特集記事の企画担当を任されます。35年前の事件を今頃掘り起こすのは、元号が令和に変わるからです。何から手をつければよいか困る阿久津に、鳥居は「ベックマンの社長誘拐事件をまず調べろ」と言いました。日本でギンガ・萬堂事件が起こる前年に、オランダでビール王を誘拐するというそっくりな事件が起きたのだそうです。その事件当時イギリスにいた日本人の男が、オランダの誘拐事件を調べていたそうです。

阿久津は早速、ロンドンに向かいました。阿久津がコリンに聞き込みしたところ、男の行方は分からないけれども、当時それを調べていた中国人らしき人物と交際していたジャーナリストの女性が、大学教授になっていると教わりました。(ここで「日本人」「中国人」という齟齬が生じた)阿久津はその女性ソフィー・モリスを訪ねます。ジャーナリスト学科教授をしているソフィーは「親しくしていた中国人なんていません」と答え、手掛かりはなくなったと思った阿久津は帰国します。

(映画では、俊也と阿久津の話が交互に出てきますが、ややこしくなるのである程度まとめて記載します)

〔京都〕

カセットテープを見つけた俊也は、翌日の勤務中もずっとその存在を気にしていました。夜、カセットデッキを出してきた俊也は、カセットテープを聞いてみます。流れてきたのは、当時の流行歌『もしも明日が…。』を歌う俊也の声でした。懐かしいと俊也が思わず耳をすませた次の瞬間に、曲が途絶えてそこに別の音声が上書きされていました。その声も俊也のものですが、俊也が何かを読み上げさせられている内容です。「京都へ向かって 一号線を2キロ バス停 城南口のベンチの…」それを聞いた俊也は驚きます。

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