映画:藁の楯

「藁の楯」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(3件)

サスペンス映画

藁の楯の紹介:2013年公開の日本映画。『ビー・バップ・ハイスクール』で知られる漫画家・きうちかずひろが本名の木内一裕名義で発表し小説家デビューを果たした「藁の楯」を、三池崇史監督が映画化。表題の意は「意味をなさないもの、役に立たないもの」。

あらすじ動画

藁の楯の主な出演者

銘苅一基(大沢たかお)、白岩篤子(松嶋菜々子)、奥村武(岸谷五朗)、関谷賢示(伊武雅刀)、神箸正樹(永山絢斗)、大木(本田博太郎)、由里千賀子(余貴美子)、清丸国秀(藤原竜也)、蜷川隆興(山崎努)

藁の楯のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①少女連続殺人犯・清丸に10億円の懸賞金がかけられた。被害者の祖父が財界の重鎮で、金を払う気まんまん。清丸は狙われ始めて福岡で出頭、警視庁までの移送をSPの銘苅たちが行なうことに。 ②5人のSPと警官が犯罪者・清丸を守り、次々と命を落としていく。銘苅は警視庁に清丸を生きたまま移送したが、清丸は改心しないまま死刑になった。

【起】– 藁の楯のあらすじ1

藁の楯のシーン1

画像引用元:YouTube / 藁の楯トレーラー映像

東京都世田谷区。

7歳の少女・蜷川知香(にながわ ちか)が殺害され、南松原の用水路に遺体が捨てられる事件が発生しました。

犯人は清丸国秀(きよまる くにひで)という29歳の男性だと、DNA鑑定の結果、判明します。

清丸は8年前にも同様の事件を起こしており、つい3か月前に出所したばかりでした。

DNA鑑定で清丸が犯人だと報じられますが、清丸本人は現在も逃走中です。

そんな折、新聞各紙に全面広告が出ました。

そこには清丸の顔写真と共に『この男を殺して下さい。名前・清丸国秀。お礼として10億円お支払いします。』という巨大フォントサイズの文字が躍っています。

死んだ少女の祖父は、経団連の会長を務めたこともある大物・蜷川隆興(たかおき)でした。

総資産は1000億円を超えるとも言われており、新聞広告の内容はあながちブラフとも思えません。

なによりも、直前に新聞記事を差し替えるためには、多くの手が必要でした。

広告を差し替えた際には、トラブルが起きないよう、それに携わった65名の人間が一斉に、午前2時に辞表を出しています。

つまりは、それをやってのけるだけの影響力が、蜷川にはあるということです。

さらに蜷川は「清丸サイト」というホームページを作り、自らが動画に出て視聴者に話しかけました。

動画の配信元はコロンビアになっており、閉鎖ができません。

机に積まれた10億円を横に、蜷川は視聴者に語り掛けます。

「一、清丸国秀に対する殺人罪、もしくは傷害致死で有罪判決を受けた者。複数可。

二、国家の許可を持って清丸国秀を殺害した者」

これらの条件に合致するものに、賞金を支払うというのです。

新聞広告と動画清丸サイトの影響は、すぐに出ました。

清丸は当初、友人のもとへ身を寄せていたのですが、その友人・田中が賞金に目がくらみ、バールを持って清丸に襲いかかります。

逃げた清丸は、福岡南署に出頭しました。

こうして清丸は迅速に、警察に逮捕されたのです。

ところが問題は簡単には終わりません。

福岡にいる清丸を、48時間以内に東京の検察まで移送しなければなりません。

移送のあいだにも、10億円のために清丸の命を狙う者が、あとを絶たないと思われました。

というのも、清丸サイトで蜷川が、「清丸を襲った田中に対し、殺害未遂だから1億円を支払う」と宣言したからです。

本当に支払われるのだと知った国民は、殺気立ちます。

こうして皮肉なことですが、少女を殺害した清丸を無事に移送するために、犯罪者にSP5名をつけるという決断が下りました。

「クズの弾避け(=藁の楯)」として、警視庁から銘苅一基(めかり かずき)、白岩篤子が派遣されます。

・銘苅一基…警視庁警備部警護課機動警備隊のSP。警部補。飲酒運転の男性が運転するトラックに轢かれ、妻を亡くしている。

・白岩篤子…警視庁警備部警護課起動警備隊のSP。巡査部長。小学3年生の息子を持つシングルマザー。

・奥村武(おくむら たけし)…警視庁捜査一課。警部補。後輩の神箸をなだめる役。

・神箸正貴(かんばし まさたか)…警視庁捜査一課。巡査部長。若さも手伝い感情をあらわにすることが多い。

・関谷賢示(せきや けんじ)…福岡県警捜査一課。巡査部長。福岡弁。

銘苅たちが東京から福岡へ移動するあいだにも、状況は刻々と変化していました。

清丸は留置係に切り付けられて、九州中央病院に移送されています。

銘苅が対面すると、清丸は興奮していました。

短期間に2回も殺されそうになったと、文句を言います。

鎮静剤を打とうとした女性看護師を、銘苅は制止しました。

注射器には鎮静剤ではなく、カリウム製剤が入っていました。急速に静脈注射した場合、高カリウム血症に陥り、不整脈で死に至ります。

移送のトラブルの情報も入ってきました。

当初は空路を使用する予定でしたが、整備士が飛行機に細工したことが発覚しました。

飛行機を使っての移送は中止になります。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「藁の楯」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×