「見えない目撃者」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

見えない目撃者

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吉岡里帆（出演）,高杉真宙（出演）,大倉孝二（出演）,浅香航大（出演）,酒向芳（出演）,松大航也（出演）,國村隼（出演）,渡辺大知（出演）,栁俊太郎（出演）…

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価格・情報の取得：2021-02-05

画像引用元：YouTube / 見えない目撃者トレーラー映像

神奈川県。2015年。

浜中なつめは警察官になりたいと思い、警察学校で勉強している最中の若い女性です。イヤーマフをして拳銃を撃つ練習をし、指紋採取の練習、柔道の稽古、座学にも力を入れていました。同期の生徒たちと共に学び、警察学校を首席で卒業します。

その修了式のあと、なつめは車を運転して繁華街に行きました。夜遊びしている高校生の弟・浜中大樹を見つけて連れ帰ります。

帰りの車中、なつめは大樹に説教をしました。警察学校を卒業したなつめは、1週間後にはすぐ警察官として交番勤務をスタートするのです。弟を補導したくないと嘆くなつめの横の助手席で、大樹は友人からもらったティアベルを取り出して触っていました。ティアベルが指から落ちて運転席の足元に転がり込みます。大樹に言われて運転しながら取り上げたなつめは、一瞬よそみをしたことでトラックと接触しそうになり、慌てて避けました。車はクッションドラムにぶつかり横転します。

トラックの運転手が駆け付けて運転席のなつめを助け出しましたが、助手席の大樹は足が挟まれて自力で脱出できません。なつめは事故で負傷したようで、視界が灰色がかって見えなくなっていました。大樹が助けを呼ぶ声だけが聞こえます。

そうこうしているうちに車から洩れたガソリンに火がつきました。大樹の乗った車はなつめの前で爆発、炎上します…。

（映画タイトル）

2018年12月。

3年の月日が経過しました。

事故でなつめは失明し、弟の大樹は死にました。弟の死に責任を感じたなつめは精神的に参ってしまい、精神科に通院しています。

なつめは外に出るときには、ハルという名の盲導犬を連れています。警察官を依願退職したなつめは、現在は自宅でテープ起こしの仕事をしています。

いっしょに暮らす母・浜中満代が帰宅すると、翌日病院で薬をもらってから弟の墓参りへ行こうと提案しました。

翌日、なつめは満代とともに病院へ行きますが、墓参りには行きたくないと答えます。3年も経過したのだから克服しろと満代が言いますが、なつめは母に反論して言い争いになりました。なつめは母の車から降りて、スマホのナビ機能を使って盲導犬・ハルと帰宅します。

距離があるため、夜になりました。夜道を歩くなつめの耳に、スケートボードが横を通る音が聞こえます。さらにスケートボードが向かった先で、車と軽い接触事故を起こしたような音を聞きました。なつめはそこへ近寄って車の窓ガラスを叩いて「大丈夫ですか」と声をかけます。

すると後部座席から「助けてください。連れてかれる」という少女の声が聞こえました。なつめが相手に名前を聞くと「レイサ」という答えが返ってきました。しかし運転手らしき人物が戻ってきたらしく、なつめが問いただしても車は無視して発進してしまいました。

レイサという少女の件が気にかかったので、なつめは最寄りの長者町警察署に通報します。

対応したのは捜査一課強行犯係の中年刑事の吉野直樹と、定年退職1年前の木村友一でした。どうして誘拐だと思ったのかと聞かれたなつめは、必死で判るかぎりの状況を教えました。声から10代、高校生くらいの少女だと言い、少女は薬で眠らされていたようで呂律が回っていなかったことも話します。運転手が近づくとアルコールの臭いがしたことも教えました。しかし盲目の目撃者ということで、刑事2人は及び腰でした。

なつめはもう1人目撃者がいると言い、少女を乗せた車がスケートボードと接触仕掛けた話をしました。

なつめを帰したあと、吉野と木村は念のため調べてみます。まず生活安全課へ行って日下部翔という少年課の刑事に「レイサ」という少女がいないか聞きますが、その名前は検索結果に該当なしだという答えが返ってきました。

強行犯係の課長・高橋修作にハッパをかけられた2人は、近くのスケボーパークへ行ってみます。道中、吉野は木村に定年後の夢を聞きますが、木村は「やりたいことがある」というだけで詳細は答えませんでした。

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