「誰がための日々」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

【承】– 誰がための日々のあらすじ2

誰がための日々のシーン2

画像引用元:YouTube / 誰がための日々トレーラー映像

ホイがチョコを買いに行って戻ってくると、トンが着替えをしていました。親友のルイスの結婚式へ行くと言います。まだ目が離せないと考えるホイは同行を申し出ますが、トンは「仕事に行って」と答えました。

ルイスの結婚式にトンは行きましたが、招待状はもらっていませんでした。披露宴で新郎・ルイスのスピーチを聞かない招待客に苛立ったトンは、マイクを奪うとみんなにちゃんと話を聞けと呼びかけました。ルイスとアニーの祝福のことばを述べ、最後に自分の恋人・ジェニーの情報を知っていれば教えてくれと招待客に呼びかけて去ります。

…(過去の回想)トンは恋人・ジェニーに「母親を施設に入れれば」と言われて喧嘩していました。父親は仕事で留守がち、弟は留学で母親の面倒をトンひとりでみていることを、ジェニーはよくないと思っていたのです。しかしトンは母を見放すことができませんでした…。

ホイは息子のトンがちゃんと薬を服用しているか、見張っています。トンは父親の前で薬をのみますが、あとで洗面所に吐き出します。ホイは息子のトンにチョコレートも与えて、食べるように言います。

…(過去の回想)派遣会社で雇った介護士と母親は、うまくいかない状態でした。母のせいでヤケドした介護士をトンは拝み倒し、示談にしてもらっていました。昼間にベッドを出て身体を動かす運動をしていれば、夜中に痛みで起きることがないとトンは諭しますが、母はちっとも言うことをききません。そしてアメリカにいる弟・チュンに会いたいとばかり言います…。

退院したトンは、再就職にあせっていました。面接してもらおうと電話をかけるのですが、その面接にこぎつけることすらかないません。

そんなあるとき、トンは住んでいるアパートの屋上で、少年・ユーと顔を合わせます。ユーは頭に鍼を刺していました。「頭がよくなるツボ」だそうです。ユーは母親からエリートになれと期待を寄せられていました。ユーと話をしたトンは、また母親のことを思い出します。

…(過去の回想)母親はトンにつらく当たることが多いのですが、いつもつんけんしていたわけではありません。トイレに連れていき、身体を布で拭く息子に対し、母は泣きながら「世話をかけるね」と謝っていました。自分に頭を下げる母親のことばを聞くと、トンはまたそれもつらく思います。

母親は優しいときもありますが、介護をしない弟・チュンに会いたがりました。そして、あたかもトンが意地悪をして会わせないような発言をすることもありました…。

トラックの運転手の仕事をしていた父・ホイが、仕事中に追突されて足をねんざしました。連絡を受けたトンが病院へ迎えに行きます。

トンは薬を服用せずにいたので、具合が悪くなってエレベーターのなかで吐いていました。その現場を目撃したホイは、入院指示を無視して退院すると言います。

父親の監視が厳しいので、トンは「そんなに異常に見えるか」と言いました。父は否定します。「それが判るほど僕らは互いをよく知らない」と、トンは父が家に関わらなかったことを責めました。母親を放っていたことも責めます。

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