「誰もが知っている」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

誰もがそれを知っているの紹介:2018年製作のスペイン&フランス&イタリア合作映画。「別離」「セールスマン」のアスガー・ファルハディ監督が、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムを主演に迎えたサスペンス。スペインの故郷で久々に再会したラウラの家族と幼なじみ。しかし、結婚式で起きた娘の失踪をきっかけに、家族の秘密と嘘が綻び始める。共演は「しあわせな人生の選択」のリカルド・ダリン、「マジカル・ガール」のバルバラ・レニー。撮影監督は「エル・スール」「ボルベール 帰郷」のホセ・ルイス・アルカイネ。

あらすじ動画

誰もが知っているの主な出演者

ラウラ: ペネロペ・クルス パコ: ハビエル・バルデム アレハンドロ: リカルド・ダリン ベア: バルバラ・レニー アナ: インマ・クエスタ マリアナ: エルビラ・ミンゲス フェルナンド: エドゥアルド・フェルナンデス アントニオ: ラモン・バレア ロシオ: サラ・サラモ イレーネ: カーラ・カンプラ ホアン: ロジェ・カサマジョール ホルヘ: ホセ・アンヘル・エヒド フェリペ: セルヒオ・カステヤノス アンドレス: トマス・デル・エスタル ガブリエル: パコ・パストル・ゴメス ルイス: ハイメ・ロレンテ ジョルディ・ボッシュ

誰もが知っているのネタバレあらすじ

【起】– 誰もが知っているのあらすじ1

誰もが知っているのシーン1

画像引用元:YouTube / 誰もが知っているトレーラー映像

スペイン。

教会の時計台の内部が映し出されます。壁にはいろんなひとが刻んだ落書きの文字が並んでおり、ハトが入り込んでいます。鐘楼が鳴り始めると驚いたハトが羽ばたきますが、またすぐ着地しました。

カルメンという少女の誘拐事件の新聞記事を、切り抜く手が映されます…。

ラウラという女性は妹・アナの結婚式のために、南アメリカのアルゼンチンから子ども2人を連れてスペインの故郷の村に戻ってきています。アナが運転する車の助手席にラウラが、後部座席にラウラの15歳の娘・イレーネと幼い息子・ディエゴが座っています。

ラウラは助手席で夫・アレハンドロにスマホでビデオ通話をしていました。アレハンドロは今回、仕事で都合が悪くスペインに来ていません。

4人の乗った車は、姉のマリアナ宅で泊まりました。姉のマリアナは夫・フェルナンドとホテルを経営しており、老いて足の悪い父・アントニオもそこで暮らしていました。ラウラは再開した家族とハグを交わしていきます。

そこへラウラの幼馴染の男性・パコがバイクに乗ってやってきました。パコもこの地で結婚をし、子どもはいませんが妻・ベアとブドウ農園を経営しています。パコが連れているのは、甥のフェリペでした。

娘のイレーネはフェリペと道中で目が合っており、互いに気の合う様子を見せていました。すぐに親しくなって、ふたりはバイクでふたり乗りして出かけていきます。

ラウラの実家は、アナの結婚式を控えて大忙しでした。親族や村の人たちが始終行き来して準備にいそしんでいます。

翌日、アナの結婚式が村の教会でおこなわれました。おおぜいの人が参加しています。イレーネとフェリペは結婚式を中座して、教会の鐘楼に入り込みました。フェリペが素早くイレーネにキスします。イレーネが壁に刻まれた文字を指摘すると、フェリペはそのなかの1つが、パコとラウラのイニシャルなのだと教えました。母・ラウラの過去の恋愛を初めて知り、イレーネは驚きます。イレーネが鐘を引っ張って鳴らすと、下では神父が「時計台が古くなり鐘楼が壊れているのだ」と話して参列者に教会への寄付を募る演説をすかさず入れました。

結婚式のあとも、パーティーが続きます。実家であるホテルではおおぜいの大人が集まり、賑やかに飲み食いしています。結婚式もパーティーも、パコの妻・ベアが勤務する厚生施設の少年少女たちがバイトで雇われて、カメラで撮影をしています。なかにはドローンを操作して録画する者もいました。

イレーネはフェリペといっしょに酒を飲みつつこっそりタバコを吸っていましたが、途中で具合が悪くなりました。母であるラウラが付き添って2階の寝室へ行き、吸入器の薬を吸わせて寝かせました。イレーネの隣では幼い弟・ディエゴも寝ています。

ウェディングケーキも登場して宴もたけなわの頃に、突然村全体が停電になりました。外ではスコールのような大雨も降り出していました。パコはブドウ農園に行き、発電機を取りにいきます。しばらくすると電気が復旧し、おとなたちは喜びました。

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