「豚小屋(2009年)」のネタバレあらすじと結末の感想

豚小屋(2009年)の紹介:2009年製作のアメリカ映画。恋人の暴力から逃れてアトランタへやってきた女性・フェイスが、知り合ったローラという女性のところへ身を寄せる。ところがある日、ローラの周辺で謎の失踪事件が続き、豚小屋が気になったフェイスが侵入すると…。

予告動画

豚小屋(2009年)の主な出演者

ローラ(ルーシー・ホルト)、フェイス(エイミー・シールズ)、ジョーゲン(デイヴィッド・スターン)、キャシー(アントニア・ベルナス)、カイル(クレイグ・ロバート・ヤング)、デイビッド(アンドレイ・アラジット)、ジミー(ヴァンス・ダニエルズ)、コルト(マキシム・ナイト)、アーヴィン(C・J・シンガー)

豚小屋(2009年)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①暴力的な恋人・ジミーから逃れてアトランタへ来たフェイス。新居をジミーに見つかりそうになったので、地元で知り合った農家の女性・ローラの部屋に身を寄せる。ローラは農家の屋敷の離れに住んでいた。 ②離れの前の豚小屋に秘密がありそうと思うフェイス。殺人鬼の父がローラの男を殺しているかに思えたが、殺人鬼はローラ自身。フェイスはローラと背格好が似ていたので身代わりとしておびき寄せられた。 ③暴力男・ジミーもやってきたがローラに殺される。ローラは家族も全員殺し、家に火をつけてフェイスを自分の死体に見せかけて逃亡。

【起】- 豚小屋(2009年)のあらすじ1

〝実際の事件を元にした物語である〟

豚小屋で目覚めた若い女性・フェイスは、自分が拘束されていることに気づきます。
身動きもままならないまま、フェイスは初老の男によって、湖に落とされました…。(このシーンは後に出てくる)

アメリカ・ジョージア州アトランタ。
若い女性・フェイスは恋人の男・ジミーの、度重なる暴力に苦しめられていました。親友の女性・キャシーに手伝ってもらい、新たな町・アトランタに引っ越します。
第二の生活を始めるために、古ぼけたアパートも借り、そこで再出発するつもりでした。
その夜、キャシーとフェイスは2人でクラブへ行きます。
フェイスはそこで、男に執拗に誘われている女性を見かけました。その女性は背格好がフェイスに似ており、フェイスは勝手に自分と女性を重ねます。
見かねたフェイスは女性の知り合いの振りをし、待ち合わせていたように見せかけて男性を退けました。女性は感謝し、ローラ・エーメリーと名乗ります。
フェイスとローラは意気投合しました。ローラは別れ際、自分の連絡先を書いた用紙をフェイスに渡します。
翌日、キャシーは町へ帰っていきました。

見知らぬ町での新たな生活に不安を覚えたフェイスは、ローラに連絡を取ります。
都会的な香りがしていたのですが、ローラは意外にも農場の家の娘でした。ローラはフェイスを自分の家の農場に招くと、自然豊かな土地を見せます。
フェイスは問われるままに、父が2歳で家を出て、母はアリゾナに暮らしており、高卒で彼と町を出たけれどもうまくいかなかったことを話しました。
ローラは、農場の家の横にある離れのような場所で暮らしています。母屋にはローラの父・ジョーゲンと兄・アーヴィン、年の離れた弟・コートが住んでいました。
離れにはローラだけが暮らしており、「同居人募集中の広告を出そうと思っている」と言います。
農場の一角、ローラの離れの前には豚小屋がありました。目の前にある小屋なので、なんとなくフェイスは気になります。
豚小屋だけでなく、馬小屋もありました。馬のブラッシングを手伝ったフェイスは、農場で楽しく過ごします。

夜に帰宅したフェイスは、新居の家の固定電話に暴力男・ジミーから電話があって驚きました。急いでキャシーの携帯に電話をかけて、留守番電話にメッセージを残します。
このままだと居場所を突き止められるのは時間の問題と思ったフェイスは、ローラのところへ行って「同居人募集の話はまだ可能か」と聞き、自分が一緒に住みたいと言いました。

【承】- 豚小屋(2009年)のあらすじ2

ローラは歓迎します。
フェイスとローラは同じ離れの隣の部屋で暮らし始めました。
ローラは現在、狙っている男性がいるそうです。少し年上の金持ちの男性・デビッドです。
ローラに誘われてオペラを見に行ったフェイスは、そこでデビッドを紹介されました。その日、ローラはデビッドを連れ帰り、隣室で身体を重ねます。
フェイスはすぐ隣の部屋でローラたちがベッドインしたのに困り、夜に外へ出ました。するとローラの父・ジョーゲンが、屋敷からこちらをじっと見ているのに気づき、不気味に感じます。

翌朝、フェイスが目覚めるとデビッドの姿はなく、車も消えていました。残っているのは腕時計のみです。
デビッドの腕時計は2000ドル(約22万円)もする高級時計です。ローラは腕時計を見て、売春婦扱いされたのだろうかとフェイスにこぼします。
その日の昼間、フェイスは前のアパートへ行って荷物を片付けました。家主にも立ち去るあいさつをします。
アパートの前の車道に暴力男・ジミーの車が駐車しているのを見つけ、急いで退散しました。一足遅ければ、フェイスはジミーに捕まっていたかもしれません。
それでもフェイスは、ジミーに包丁で襲われる夢を見てうなされました。落ち込むフェイスをローラが慰めます。
フェイスはローラの年の離れた弟・コートと話をしました。父・ジョーゲンを見かけたのであいさつをしますが、無視されます。
離れに戻ると、ローラが鼻血を出していました。父・ジョーゲンにデビッドとの密会がバレて、ぶたれたそうです。
ローラは「成人したらここを出て行く」と言いました。フェイスは、やはり自分とローラはどこか似ていると思います。

目の前の豚小屋が気になったフェイスは、ある日忍び込んでみますが、小屋の中は暗く、よく見えません。
奥には厳重に鍵をかけられた部屋があり、入ることができません。
コート少年がやってきて「パパが、侵入者はミンチにするって」とフェイスに言いました。
少年と親しくなったフェイスは、一緒にホタルを見に行きます。

別の日、ローラはまた飲み屋で知り合った男性を連れ帰り、隣室で身体を重ねていました。
その男も一晩でいなくなります。
ローラがへそピアスをつけました。自由奔放に複数の男性と関係を結ぶローラを心配し、フェイスは「ロサンゼルスにある、いとこの家に一緒に行かないか」と誘いました。

【転】- 豚小屋(2009年)のあらすじ3

いつまでもアトランタにあてもなくいられないフェイスは(働いていないので生活費にも限度がある)、いとこの家に身を寄せて、仕事を探そうと思っているのです。
ローラはそのプランを喜びました。
フェイスは今すぐでも一緒に行こうと言いますが、しかしローラはのらりくらりとかわします。
「先に寝ておいて」と言うとクラブに残ったローラは、男を連れて帰りました。
しかし翌朝には、車ごと男は消えています。

草むらで南京錠のようなものを見つけたフェイスは、思い切ってまた豚小屋に入ってみました。いちばん奥の部屋に入ってみます。
そこは一見するとただの控室で、ロッカーが並んでいました。ロッカーを開けてみると、幼少期のローラの下着姿の写真が入っています。
おどろいたフェイスが尻もちをつき、ロッカーの下に男の死体があるのに気づきました。
逃げるように外に出たフェイスは、ローラの父・ジョーゲンに殴られて気絶します。
…目覚めたフェイスは縛られていました。父・ジョーゲンに湖へ落とされます。(ここがオープニング映像)
水中で目を開けると、そこにはデビッドの車が沈められていました。ローラが寝た相手を、父・ジョーゲンが始末していたのです。
フェイスの意識が遠のきました…。

…再びフェイスが目覚めると、下着姿で豚小屋の奥の作業台に乗せられていました。ローラがフェイスにマニキュアを施しています。
「過去の罪を消すの」と言ってフェイスにキスしたローラは、フェイスのへそにピアスを開けました。自分の身代わりにするつもりです。
ローラは幼少期に、ずっと実父のジョーゲンに性的虐待を受けていました。母はそれが元で自殺をします。
ある時を機に、ローラは殺人鬼に変化しました。男を引き込んでは殺していたのです。
(はっきりと描かれないが、コート少年はローラの弟ではなく、ローラと父・ジョーゲンの間に生まれた息子である可能性が高い。母は幼少期に自殺しているので)
フェイスは「殺害も死体処理も父親が行なっている」と思っていましたが、真相は「ローラが殺した男たちを、父と兄が死体処理して隠して」いたのでした。
死体処理の方法は…豚に食わせるというものです。
しかしそれでもローラは不満でした。ローラは自分の身代わりになりそうな女性を探し、フェイスが自分と背格好が非常によく似ていると思い、同居するよう誘導したのです。

【結】- 豚小屋(2009年)のあらすじ4

フェイスにへそピアスをした後、ローラはフェイスの口に麻酔をし、奥歯を抜きました。
「豚の抜歯は簡単なのに」とぼやきます。

再び目覚めたフェイスは、白いドレスを着せられていました。ローラは「今日は私の誕生日なの」と言うと、自分で自分の奥歯を抜きます。
至近距離で散弾銃を撃つと、頭のほとんどが吹き飛ぶそうです。ところが奥歯だけは残ってしまうそうで、だからローラは自分の遺体と見せかけるために、フェイスの奥歯を抜いたのでした。その代わりに自分の奥歯を現場に残すつもりです。
ローラは「父親が寝ている兄と弟を殺し、一人娘をレイプした後に首吊り自殺をする」という筋書きを描いていました。父・ジョーゲンはローラの背後で、黙って首吊りの紐に首をかけています。
ローラは父・ジョーゲンを首吊り自殺させると、ショットガンの銃口をフェイスに向けました。
フェイスは絶体絶命のピンチです。

そこへ暴力男・ジミーがやってきました。
ジミーはフェイスの親友・キャシーに詰め寄って、暴力を振るってフェイスの居場所を無理やり吐かせたのです。農場にやってきたのも、フェイスがキャシーの留守番電話に吹き込んだからでした。ジミーはキャシーも人質として連れてきています。
ローラがフェイスを撃とうとした時にジミーが乱入し、ローラの頬を殴りました。ローラはにやりと笑います。
ジミーはローラの兄・アーヴィンに殺されました。ローラに味方をしたアーヴィンは、ローラに殺されます。
その隙にフェイスは逃げ、コート少年の部屋のクローゼットに隠してもらいます。
(この間にキャシーも殺されたっぽい)
ローラがコート少年を寝かせつけている間に奥に抜けたフェイスは、釘抜きを武器にローラと戦おうとします。
銃を奪うと、ローラは裏口から逃げました。フェイスは、コート少年に車で待つようにと言います。
弾切れになったショットガンに弾を込めながら、フェイスはローラに、一緒にロサンゼルスへ行こうと誘いました。フェイスはローラを殺したくなくて、コート少年と3人で一緒に暮らそうと言います。
しかしローラにその気はありませんでした。
フェイスが油断した時に首を絞め上げたローラは、フェイスから銃を奪うとフェイスに撃ちこみます。
フェイスの遺体とともに、豚小屋に火をつけました。ローラの幼少期の写真も燃えます。
車へやってきたローラは、コート少年に銃口を向けました。(コートも殺された可能性が大きい)

みんなの感想

ライターの感想

DVDのパッケージのような映像はありません。そして、スタンダードなサスペンス。エロティックではなく、むしろシリアス。
確かにフェイスとローラ、序盤ではどっちがどっちか判りにくいシーンとかもあった。そのくらい、なんとなく「ぱっと見」が似てる。
そこがまさか伏線だったとは! 終盤になっておどろいた。
豚小屋っていうタイトルでなくてもいい。
バッドエンド。ローラのその後が気になる…新たな土地へ行っても殺人鬼でありつづけそうな予感(笑)。

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