映画:闇金ドッグス9

「闇金ドッグス9」のネタバレあらすじと結末

闇金ドッグス9の紹介:2018年制作の日本映画。裏社会に渦巻く人間たちの欲望を活写する「闇金ドッグス」シリーズ第9弾。女の扱いに絶対の自信を持つラストファイナンス社員・須藤司。ある日、“クスリ”を一緒に提供するサービスが好評な風俗嬢たちに次々と金を貸し付ける司だったが、その回収に苦戦する…。

あらすじ動画

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闇金ドッグス9の主な出演者

須藤司(青木玄徳)、矢作まもる(長村航希)、陣内弘樹(野中隆光)、間宮マミー(龍野りな)、清水次郎(大賀太郎)、武田玄(ダンカン)、安藤忠臣(山田裕貴)

闇金ドッグス9のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ヤクザの構成員・まもるは若頭の陣内に上納金アップを迫られ、マミーら女性に嘘をつかせて司から金を借りる。まもるの手引きと知った司はまもるに借金返済を要求、まもるは陣内の元へ司を連れて行くが、そこで自分が準構成員、カタギの身だと知る。 ②覚せい剤を扱っていたことが露見したまもるは、対立する南天龍組の組長殺害を命ぜられる。司はまもるに職務質問をかけるよう仕向け、まもるは人を殺さずにすむ。借金は忠臣が陣内から取り立て、完済。

【起】- 闇金ドッグス9のあらすじ1

安藤忠臣は若くしてヤクザの組長でしたが、あることがきっかけで足を洗い、闇の金融業を営むことになりました(映画『闇金ドッグス』参照)。
東京の大都心の雑居ビルに事務所を構えて、『ラストファイナンス』の仕事を順調にこなしていました。元ホストの須藤司というアルバイト店員も雇い、10日で3割、通称:トサンの利息を取って金を貸していました(映画『闇金ドッグス2』『闇金ドッグス3』参照)。

その後、事務所を引き払う必要に迫られた忠臣は、横浜に拠点を移し、完済した元債務者の不動産物件に賃料を払って事務所を借りました。利息もトイチ(10日で1割)に変更し、闇金業を続けています(映画『闇金ドッグス4』参照)。
借金を背負った司は、貧困ビジネスの五条に騙された生活保護受給者・沼岸を助けようとして、福祉課の安本を五条にぶつけました。
借金返済を終えた司は残りの金を沼岸に渡すつもりだったのですが、沼岸は母を連れて無理心中を図った後でした(映画『闇金ドッグス5』参照)。

司はそれが元で忠臣の元を去ろうとしましたが、やはり女性の味方をするために仕事を続ける決意をしました(映画『闇金ドッグス6』『闇金ドッグス7』参照)。
忠臣はさらにまた事務所を移転し、事故物件に事務所を構えます。
生活保護を受給しながら生活する湯澤は、パチンコ三昧の生活を送っていました。足りなくなると忠臣に金を借ります。
唯一働いていた息子の章太郎が仕事でミスをし、その尻拭いで疲れ果てて倒れました。章太郎は昏睡状態になります。
障害年金、労災、失業手当が入ると知った湯澤たちは、金銭感覚が麻痺していきました。
忠臣は別の債務者に湯澤を轢かせ、借金を完済させます…(映画『闇金ドッグス8』参照)。

…移転した事務所でも、忠臣の事業は成功しています。
月末になると、忠臣の元にはヤクザたちが金を借りにきました。
素人にはトイチ(10日で1割)の利息をつけていますが、ヤクザ相手には、忠臣はトサン(10日で3割)の利息を課しています。
ヤクザはいつ捕まったり死んだりするか分からないので、高めの利息をつけ、「一括返済」が決めごとでした。

司が呆れるほど、ヤクザが立て続けに金を借りて去ります。
忠臣は、上納金の関係で月末はヤクザも金が厳しいのだと言いました。暴対法で締め付けが厳しいので、組の上部は末端から吸い上げる方式を取ることで、しのいでいるのです。

さて司の「ウィーメンダイヤル」は、ビラではなくポケットティッシュに広告を入れて配ることにしました。ティッシュに小さいビラを挟みこむ地味な作業を、司は事務所で行ないます…。

…矢作まもるは、童(わらしべ)組亀鶴田興業、若頭の陣内弘樹の舎弟です。
陣内に呼ばれたまもるは、「今月だけ上納金を40万から60万へ増やせないか」と打診されました。打診といっても、半ば命令に近いものです。
陣内は、いずれ自分が出世した際には、まもるを右腕にすると囁きました。まもるは引き受けます。

【承】- 闇金ドッグス9のあらすじ2

まもるはデリバリーヘルスの経営者で、3人の女性を雇っています。うち1人、間宮マミーはまもるの恋人でもあります。
まもるの店は、違法な営業をしていました。覚せい剤もセットにして客に提供し、炙った覚せい剤をキメて本番行為をおこなう、「キメセクセット」というサービスをしています。
その日も客に「炙りの1回や2回じゃ常習になりません」と言いながら、本物の覚せい剤を渡します。

陣内に快諾したものの、まもるは20万円用意するあてがありませんでした。金をかき集めると50万ほどありますが、それでも10万円足りません。
そんな時、マミーがもらったポケットティッシュ「ウィーメンダイヤル」を見て、まおるは自分の店の女性たちを派遣します。

応対した司は、マミーに「他に借金をしているところはないか」と口頭試問した後、マミーに10万円貸し付けます。
続いてやってきた自称介護士の女性・のぶよが「介護士の費用だけでは足りない」と言うので5万円を、自称演劇女優のまいこにも5万円を貸しました。
横でそれを見ていた忠臣が「お前、ちゃんと貸す相手のことをみてるか」と質問しますが、司は「俺、女で失敗はしないんで」と答えます。

10日後、司はマミー、のぶよ、まいこに電話をかけますが、全く繋がりません。のぶよとまいこは身分を偽っていたと知ります。
何度も電話をかけると、マミーが返事をしました。司は出かけていき、3人の女性がグルだったと知ります。
まもるが出てくると「金庫は黙って金庫をやってろ」と、司は殴られました。脅された司は、すごすごと引き下がります。

その話を聞いた忠臣は、「それはただのチンピラだ」と見抜きました。いっぽうで、ヤクザほど金になるものはないのだと説きます。
ヤクザは銀行口座を作れないので、銀行からも、一般の消費者金融からも借りられず、闇金に頼るしかありません。
またヤクザは組の看板に泥を塗ることを嫌うので、話の通じる相手であるなら、確実に返済してくるのでした。闇金業界にまで見放されると、首が回らなくなるからです。
忠臣から説明を聞いた司は、再びまもるのところへ行こうと決めました。

【転】- 闇金ドッグス9のあらすじ3

月末、まもるは60万円を陣内に納めました。陣内は上機嫌で、何か欲しいものがあるかとまもるに聞きます。
まもるは「しいていえば、チャカ(拳銃)」と言いつつも、すぐに否定しました。
陣内が「今月いけたから、来月からも60万円頼むわ」と勝手に決め、まもるは非常に困ります。

まもるのところへ司が来て、忠臣に聞いたとおりのことを指摘しました。22万円の返済を要求します。
まもるは若頭の陣内のところへ、司を連れていきました。すると陣内はまもるを殴り、司に謝ります。
司は「使用者責任」を持ち出し、陣内から金を取り立てようとしました。
しかし陣内は「まもるは準構成員で、カタギだ」と言い、拒否します。
まもるは陣内と親子盃を交わし、自分が童組の組員になったつもりでいました。
しかし本当に構成員になるためには、その組の組長の盃が必要なのです。
(まもるは陣内に騙され、いいように使われていた)

司とまもるは追い払われ、ヤクザじゃないと初めて知ったまもるは、ショックを受けました。殴られて鼻血が出ているまもるに、司が配布用のポケットティッシュを差し出します。
まもるは手持ちの所持金4万円を渡し、司はそれを返済として受け取りました。
なんとなく司とまもるの間に、友情めいた感情が芽生えます。

ヤクザの世界はちんぷんかんぷんの司に、忠臣が簡単にヤクザの構成について説明しました。
ヤクザには本家(一次団体)があり、そこから二次団体の「直参」と呼ばれる組長がおり、さらに三次団体…と枝分かれするので、下部の方の組とその構成員は「枝」と呼ばれています。(ピラミッドのような構成)
「ヤクザは暴力を担保にしたサラリーマン」と忠臣は言い、枝でも破格の活躍を見せれば一足飛びに出世の道が開けることもあると告げます。
忠臣は「カタギの欲望の方がよほど怖い」と、一般人の欲深さについて言いました。

童組鶴亀田興業の組長・武田玄が、陣内を呼びつけます。
大山彦組系列の武闘派で知られる南天龍組と、童組の赤天童組が停戦中にも関わらず揉め、広澤が殺されたことを告げた武田は、陣内に童組内で覚せい剤を扱っているものを探り出せと命じました。陣内は承諾します。
しかし、本当はその陣内こそが、覚せい剤を扱っていました。まもるに渡し、使わせているのです。

【結】- 闇金ドッグス9のあらすじ4

10日後まもるは司のいる事務所へ、利息を支払いに来ていました。その際に忠臣を見て、大感激しますが、忠臣は「今はカタギなんで」とすげなく扱います。
まもるが語った忠臣の過去を耳に入れた司は、追いかけて質問しました。
忠臣は18歳の時に、自分の兄貴分を殺して異例の大出世を果たした人物です。それはネットニュースでも記載されており、忠臣も隠しているわけではありません(司が質問しないから、忠臣も答えなかっただけ)。
忠臣が叩いた相手は組に造反した裏切り者で、「俺でもそうする」とまもるは言います。

デリヘルの商売に励んだまもるですが、思わぬ形でピンチが訪れました。
考えなしのマミーが、覚せい剤とまもるの寝顔を撮影し、ネットにアップロードしたのです。

同じ頃。
大山彦組、南天龍組の若頭・清水次郎と、陣内はビルの屋上で話をします。
清水と陣内は裏で繋がっていました。手を結んで、出世するために互いの組の者を殺す密談を交わします。
清水は陣内に、鉄砲玉になれる者がいるかと打診しました。陣内は、まもるを差し出そうと考えます。

まもるとマミーは、陣内の事務所に連行されました。覚せい剤使用が露見するという名目のもと、陣内はまもるに話を持ちかけます。
覚せい剤を使ってのデリヘルは、別の部下・リュウジに引き継がせ、南天龍組の組長を殺してこいと、まもるは陣内に拳銃を渡されました。殺人罪で捕まることは必至ですが、出所すれば舎弟頭にしてやると陣内は言います。
まもるは信じられませんでした。かと言って、断ることもできません。
マミーは事務所内の別の部屋で、拷問されて殺されていました。
その日から、まもるに組の尾行がつきます。

司と会ったまもるは、対立する組の組長を殺害することを告げました。司は逃げろと言いますが、まもるは首を横に振ります。(逃げれば殺されるから)
司は、まもるに何かできないか考え、忠臣に相談しました。忠臣は司に「1円でも取り返せ」と言います。(この時に多少、知恵をつけた可能性あり)

覚せい剤を打ったまもるは、組長を襲うために外を歩きます。
その際、警察官に職務質問されました。拳銃を所持していたことで、組長を襲う前に逮捕されます。(司がタレコミを入れた)

忠臣は司と共に陣内の組へ行き、借金18万円(利息は毎度回収していたので、元本16万円と利息2万)の返済を陣内に取り立てようとします。
陣内は忠臣を脅しますが、忠臣は全く動じませんでした。
反対に、忠臣が陣内を脅します。
「南天龍組の清水と結託して、互いの組長を殺そうとしている」と陣内の痛いところを突くと、陣内は口止めするために18万一括返済しました。完済です。

組の事務所を出た忠臣は、路上で酒を飲む中年男性を指しながら、司に「あのおっさん見てどう思う?」と聞きました。司は、飲んだくれの酔っ払いだと答えます。
忠臣は「朝まで仕事して、仕事明けに呑んでいる可能性もある」と指摘しました。その可能性も十分あり、司は思わずうなります。
忠臣は司に「相手を見ろ。お前はマミーの時、何を見た」と注意しました。

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みんなの感想

ライターの感想

司の回で「ウィーメンダイヤル」の話題…のはずなのだが、女性が出てくるのは序盤だけで、主に「司とまもる」の男同士の絆の話。
かつて忠臣がいた大山彦組など、過去にもちらっと触れられた中身が出てくる。
たぶん知らなくてもついていける話題だが、知っているとより理解が深まるかも。
司こと青木玄徳が不祥事を起こした影響で、上映されずにDVD販売になったこの作品。
次作品を出すのか出さないのか、そういうことの説明が劇中で入っているか期待したが、全く判らず。
できれば作ってほしいなあ。

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