「顔のないヒトラーたち」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

【転】– 顔のないヒトラーたちのあらすじ3

顔のないヒトラーたちのシーン3

画像引用元:YouTube / 顔のないヒトラーたちトレーラー映像

証言者の一人を失明させるほど暴行したブランドナーという元親衛隊の男は、今はパン屋として普通に暮らしてた。証拠もないので逮捕できない。目の前でパンを売っているのに何もできずやきもきするラドマン、逮捕までの道があまりにも険し過ぎた。

操作をすると他に8000人もの兵士たちがアウシュビッツだけで関わっていることがわかり、一気に操作も膨大に。しかしシモンと力を合わせ、兵士たちを探し出し検挙していった。

シモンがラドマンの熱意に押され、ついに重い口を開く。自分の双子の娘がヨーゼフ・メンゲレという収容所の軍医に殺されたという。

彼は「死の天使」と呼ばれ収容者から選別した人間に人体実験をし殺していた。実験をした中でも特に「双子」というものに異常なまでに興味を示していた。そしてシモンの双子の娘も被害者の一人になったのだった。

シモンの強い悲しみや何故過去を封印し続けたのかの意味が解け、メンゲレの謙虚に熱が入るラドマン。メンゲレは戦後、国を逃亡し海外で暮らしていた。ラドマンが探すと現在ブエノスアイレスにいることがわかった。しかし国家機関から彼は守られ国に戻すことがどうしてもできなかった。彼がドイツに極秘入国するという知らせを受け、上司の命令を無視し勝手に会いに行くがメンゲレに会えることはなかった。

そんな時、教師のシュルツがアウシュビッツで「人選係」をしていたことが判明し彼を逮捕した。

「お前もガス室行きだ」

とシュルツは言う。

かつて収容者をガス室に送る役目をしていた彼は、すっかり年老いつつも過去の鋭い牙を見せ連行されていった。

そんな中、とある人物がラドマンを訪ねてくる、それは音信不通だった彼の母親だった。

どうやら母は再婚を考えているらしい、父を強く愛していたラドマンはまずそれでショックを受けたが、追い打つように亡くなった父親がかつてナチ党員だったと告白した。正義感が強く憧れだった父が…何かの間違いだろうとラドマンは父の経歴を調べると間違いないことがわかった。

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