「食われる家族」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

食われる家族（字幕版）

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ソン・ジヒョ（出演）,キム・ムヨル（出演）,イェ・スジョン（出演）,ソン・ウォンピョン（Writer）,ソン・ウォンピョン（監督）

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価格・情報の取得：2022-05-19

画像引用元：YouTube / 食われる家族トレーラー映像

2019年。韓国・ソウル。

建築家として働く男性カン・ソジンは、会社の代表をしています。社員同士の会合でソジンは部下の前で話をしていました。しかし話の途中でことばを詰まらせると、しゃべれなくなります。パニック状態に陥ったソジンは困ります…。

ソジンは親友の精神科医の催眠療法を受けていました。診察室の椅子で、事故当時のことを振り返ります。

…半年前のある雨の日、ソジンは車の運転席から出ました。妻のスジョンは助手席にいましたが、ソジンを追いかけて車外に出て車に轢かれます。

その次の瞬間、ソジンは遊園地にいました。振り返るとそこには風船を手にした幼い少女がおり、ソジンは少女に近寄ります…。

そこまで見たところでソジンは起きました。

半年前に妻・スジョンはひき逃げに遭い、ソジンの目の前で死にました。犯人はまだ捕まっていません。ソジンは精神科医に頼んで催眠療法を自分に施してもらい、事故当時のことを思い出そうとしているのです。しかし医師は催眠療法に反対で、ソジンに薬を服用して治せと勧めます。遊園地の記憶に関しては、妻の事故とは無縁かと思われました。

ソジンは帰宅します。

半年前で妻が死ぬまでは、ソジンは都心のマンションに妻と幼い娘・イェナとともに暮らしていました。しかし妻が死んだ現在、ソジンは自分の両親の家へ身を寄せています。両親は裕福で、庭がある大きな屋敷に住んでいました。母は車椅子の生活で、家政婦のファンという女性を雇っています。

帰宅したソジンは、娘のイェナを探します。イェナは妹・ユジンの部屋のクローゼットに隠れていました。ユジンの部屋は子ども用のおもちゃがたくさんあり、イェナにとっては魅力的でした。身を寄せている仮の部屋は殺伐としていて怖いと言います。

イェナは父・ソジンに、いつ母親が帰るのかと質問します。幼いイェナに母の死を告げられず、ソジンは「カナダへ行っている」と嘘をついていました。お気に入りの人形がなくて寂しがるイェナに、ソジンは「マンションに取りに行ってくる」と告げます。

自宅であるマンションの部屋に行ったソジンは、部屋を見て妻のことを思い出し涙に暮れます。

別の日。職場で仕事をしているソジンのもとに、1本の電話がかかってきました。相手はイマニュエル児童福祉館の者だと名乗り、「1996年に行方不明になった、妹・ユジンが見つかった」と報告します。

ソジンの妹・ユジンは6歳のときに、遊園地で行方不明になっていました。その当時必死で捜索したのですが、忽然と姿を消したままでした。ソジンの両親、特に母親はユジンを血眼になって探していました。25年も経過した現在、電話で見つかったと言われて半信半疑のソジンですが、待ち合わせ場所に行きます。

待ち合わせの喫茶店へ行くと、それらしき女性・ユジンが座っていました。ユジンは自分が養女だと知っていましたが、出自については詳しく知りませんでした。養父母が最近事故で亡くなり、遺品を見て当時のことを知ったと話します。

ソジンは抱いていた妹のイメージと、目の前のユジンから受けるイメージとが違うと言いました。実は過去にも幾度もニセモノが名乗り出たことがあり、すぐには信じられないのです。DNA鑑定を受けてくれと頼むと、ユジンは応じました。

ソジンは夢を見ていました。25年前、遊園地でソジンはほんのわずか妹と繋いでいた手を離したときに、妹とはぐれたのです。

その夢を見て起きたソジンは、母が封筒を開封して泣いているのに気づきます。母が見ていた封筒はDNA鑑定結果を知らせるものでした。その結果は、ユジンとソジンの血縁肯定確率が99.99％というものでした。ソジンの両親は娘が見つかった知らせを大喜びします。

両親はすぐさまユジンと会います。ユジンは「親孝行をしたい」と言いました。看護師の仕事をしていたそうですが、勤めていたヘソン病院も辞めて、両親宅に身を寄せて世話をすると言います。話の途中でユジンの後輩の女性看護師・ヨンジュが通りかかり、ユジンと少し会話をしました。ユジンのことを、優秀な看護師だったと口添えします。

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