映画:388

「388」のネタバレあらすじと結末

388の紹介:2012年公開のカナダ映画。『CUBE』のヴィンチェンゾ・ナタリが製作総指揮の不条理系スリラー。高級住宅街に住むジェームズは、妻のエイミーと穏やかに暮らしていたが、ある日突然エイミーが姿を消してしまう。残されたジェームズの周囲では不可解な現象が起き続け、彼の精神は極限状態に。そんな時、エイミーが拘束されている姿が自宅のパソコンに映し出され…。

あらすじ動画

388の主な出演者

ジェームズ(ニック・スタール)、エイミー(ミア・カーシュナー)、ビル(デヴォン・サワ)、アレックス(アーロン・エイブラムス)、シェリー(シャーロット・サリヴァン)、キャサリン(クリスタ・ブリッジス)

388のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- 388のあらすじ1

カナダ・トロントの高級住宅街“アレッタ通り”388番地に一軒家を構えるジェームズとエイミー夫妻。ジェームズは広告社勤務、エイミーは大学の研究者という裕福な夫婦で、仲睦まじく暮らしています。
そんな2人の家の傍にひっそりと車を停め、夫妻の言動を監視・盗聴している何者かがいました。何者かはジェームズが玄関のプランターに家の鍵を隠していることを知ると、夫妻がジョギングに出掛けた際に中に侵入し、家中の様々な場所に隠しカメラを設置したのです。カメラはジェームズの職場にまで…。何者かは手始めに、寝室のアラームを深夜に鳴るようにセットし、驚く2人の様子を眺めていました。

翌朝、カーステレオから聞き覚えのない古い曲が大音量で流れて来たため、ジェームズはエイミーを問いつめます。しかしエイミーは自分の物ではないと完全否定し、ジェームズのパソコンにダウンロードしているはずだと断言しました。まさかと思いジェームズがパソコンを確認すると、エイミーの言う通りに例の曲が存在していたのです。エイミーの仕業だと思ったジェームズはついカッとなり、彼女に嘲りの言葉を投げかけました。心を痛めたエイミーは口を利いてくれず、ジェームズはそのまま出勤することに…。

【承】- 388のあらすじ2

ジェームズが帰宅すると、“頭を整理したい”との置手紙が残され、エイミーの姿がありませんでした。エイミーの携帯電話はずっと留守電で応答がなく、不安になったジェームズは彼女の姉キャサリンに連絡をしてみますが、行方は知らないとのこと。
翌日ジェームズは、懐メロに詳しい友人アレックスを家に呼んで相談します。アレックスによると例の曲は歌詞が変えられており、原曲は“ビル”という歌詞が使われていました。ジェームズは学生時代に自分たちがいじめたビルの仕返しかもしれないと勘ぐります。

深夜にジェームズのパソコンから曲が流れ始めます。画面にキャサリンの写真が表示さたため、興奮したジェームズは時間も構わず彼女の家に押し掛けました。勝手に家に上がってエイミーを探したジェームズですが、彼女はここにもいません。以前ジェームズがエイミーに怪我をさせたことを根に持っていたキャサリンは、今回のジェームズの行動を受け、彼こそがエイミーを隠していると疑い始めます。
続いてジェームズは早朝だというのに、ビルの家を訪ねます。ジェームズはビルの様子を伺うように、いじめた過去を謝罪しますが、数十年ぶりに突然訪問してきたジェームズにビルは訝し気な表情を浮かべました。

不可解な現象が続き疲弊したジェームズは、仕事に集中などできません。上司に忠告されますが、ジェームズはここ数日の出来事で頭がいっぱいです。
ジェームズが職場から帰宅するとまたパソコンが起動していて、気味の悪い猫の曲が流れていました。さらに普段は大人しいはずの飼い猫ディークスがうなり始め、ジェームズは猫がすり替えられたと気付きます。たまらずジェームズは警察に通報しますが、置手紙の存在のせいで家庭内の揉め事と思われ、まともに取り合ってもらえませんでした。

【転】- 388のあらすじ3

動物愛護協会に勤めるビルなら猫をすり替えられると思ったジェームズは彼を尾行しますが、疑わしい素振りはありません。その頃、留守中のジェームズの家にエイミーを助けようとしたキャサリンが上がり込みます。帰宅したジェームズは勝手に侵入したキャサリンに腹を立て、事情も聞かずに彼女を追い出しました。ところが家の中を見せないジェームズに、キャサリンの不信感は強まるばかり。
キャサリンを追い返したジェームズは、玄関の郵便受けに切断された猫の頭部とナイフが入れられているのを見つけます。殺害されたのは飼い猫かと思いきや、家の中にはぶじ元気なディークスの姿が…。再び通報するジェームズでしたが、証拠が無ければ捜査ができないと警察に突き放されてしまいます。

警察に憤慨したジェームズは自力で対応しようと躍起になります。玄関に防犯カメラを設置すると、家の中に侵入する黒装束の男の姿が写っていました。早速警察を呼びますが、男の正体は分かりません。そのうえ証拠として保管していた猫の頭も消え、警察は冷凍庫に猫の頭を入れたジェームズこそが常軌を逸していると不審に感じます。
カメラには男が家を出た映像がありませんでした。男はジェームズと警察のやりとりを家の屋根裏で身を潜めて聞いていたのです。

追い詰められたジェームズは、ビルがファンだという野球チームのサインボールを彼にプレゼントします。ビルのご機嫌を取ろうとするものの精神状態がまともではないジェームズは、突然「妻は何処だ」と切り出しました。的外れな発言にぽかんとするビルに、ジェームズは乱暴に振る舞います。流石に気分を害したビルはジェームズに「“因果応報”」と吐き捨てるように言いました。

【結】- 388のあらすじ4

ノイローゼに陥ったジェームズは、帰宅して酒を飲み「やってみろよ」と犯人を挑発します。それに応えるように、突然家のガラスが割られました。すると再びパソコンが起動し、そこには拘束されたエイミーの姿が映し出されたのです。ガラスを割ったのはビルに渡したボールだと分かり、ジェームズは慌てて彼の家に乗り込みました。しかしエイミーの姿はそこにはありません。ビルともみ合いになったジェームズは、勢い余って彼を刺殺してしまい、人気のない山中に遺体を埋めました。
ところが翌朝、警察が家に来ます。死んだはずのビルが、ジェームズに嫌がらせを受けていると通報したと…。ジェームズはうろたえることしか出来ませんでした。

精神の限界を感じたジェームズは、アレックスに依頼し銃を入手します。更に家の中にもカメラを設置し、銃を持って犯人を待ち構えました。ジェームズが夜も寝ずにいると男から無言電話が…。ジェームズは着信履歴から電話を再送すると、家の中で着信音が鳴り響きます。家の中にいた男が逃げ出し、ジェームズは車で追いかけますが見失いました。ジェームズは再び男に電話をかけ、車のナンバーを覚えたと脅し、明日エイミーを返すよう訴えます。そうすれば全てを忘れてやると、疲れ切ったジェームズは譲歩交渉しました。

翌日になり、エイミーが自宅のベッドにいる映像がジェームズの職場のパソコンに映し出されます。ジェームズは急いで帰宅しますが、エイミーはいません。落胆し泣き崩れるジェームズは「見てるぞ」との男からの電話で、ようやく隠しカメラの存在に気付きました。
その時キャサリンが警察と共に家にやって来ます。動転しているジェームズは、キャサリンの来訪など眼中にありません。ジェームズが家の外にいた男を見つけるのと同時に、キャサリンは家の中でエイミーの死体を発見します。男のもとへ向かおうとしたジェームズは、銃を手にしていたことやエイミーの殺害を疑われ、警察に射殺されました。

ジェームズの死を見届けた男は、隠しカメラの映像をまとめたソフトに“アレッタ通り388”と記しました。棚には同じようなタイトルのソフトが並べられています。そして男は新たなターゲットの家の前で、再び準備を始めるのでした。

みんなの感想

ライターの感想

「気持ち悪い」の一言に尽きます。
全編監視されたカメラからの映像で進行していくのですが、犯人目線のカメラに切り替わると鼻息が聞こえてきて、鳥肌が立ちました。この作品はスリラーものが好きな人からあまり高い評価を受けていないようですが、残虐性のある作品が不慣れな自分にとっては終始不気味で、ハラハラさせられました。気色の悪さは常に感じるも、“面白い”とは思えず、この手の作品が苦手だと改めて実感しました。

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