「[Focus]」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

【承】– [Focus]のあらすじ2

[Focus]のシーン2

画像引用元:YouTube / [Focus]トレーラー映像

「ちょっ!それは!約束と違うじゃないですか!」

さすがにとても嫌がる金村、自宅にまでやってこられるとは思わなかったのだ。

「ならどうするの?こんな無線器具だけでさぁ、仕草だけ見せられても視聴者わかんないでしょ!?こんなの番組にならないよ。どうするの?」

金村は仕方なく、押し切られるように自分のアパートにテレビクルーを入れたが、岩井や佐野はオタクっぽい陰湿なカットばかりを狙って撮っていく。見つかり、あんた何してるの!?と岩井に噛み付くが、これ使わないから!とヘラヘラしながら受け答えする。やりすぎだと思うが金村を宥めることしかできない容子。次第に皆の不満は水面下で大きくなっていく。

あまり光が入らない締め切った金村の家で、膨大な無線の受信機器から暗号だらけの消防無線、警察からの無線をカメラに切り取っていく。何か凶悪事件がないかと探る岩井だが、せいぜい一般無線の少し下品な会話くらいしか無線が入らない。

ラチがあかないと、金村の車を使って都内を走り回り、無線で何か特ダネみたいなものを無線に入らないか、終わりのない取材を続けていく。

すると一本の無線が不意に入った。

「ならば、例のものは東京駅のコインロッカーに入れておいた」

「おおきに、鍵はどこですのん」

「◯◯にある公衆電話の下に貼り付けておきました」

「わかったわかった」

4人は思わず車を止め、会話に耳を済ませた。無線の相手はどうやらヤクザの取引であった。

これ、やばいですよ。警察に届けるべきですと言う容子。しかし、岩井はこいつはとんでもない特ダネだ。ちょっと東京駅に行ってみようと沸き立つ。ハンドルを握る金村は、やっぱりやめましょうよ、警察に届けましょうと容子に同調するが、岩井は金村を威嚇するようにすぐ東京駅に向かうように命令する。不満げな態度をあからさまに出す金村。

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