映画:ジョーカー

「ジョーカー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ジョーカーの説明:2019年公開。DCコミックスのキャラクターで、世界的に有名なアメコミ作品である「バットマン」シリーズの最強の悪役ジョーカーを主人公とした作品である。今作はコミックとは異なる、オリジナルのジョーカーの誕生を描く。1989年公開の「バットマン」でジャック・ニコルソンが演じたジョーカー、2008年公開「ダークナイト」で故ヒース・レジャーが演じたジョーカー、2016年公開「スーサイド・スクワッド」でジャレッド・レトが演じたジョーカーとも全く関連性は無く、バットマンも登場しない。新たなジョーカーを演じるのはホアキン・フェニックス。監督は「ハングオーバー!」シリーズでの監督として知られるトッド・フィリップス。今作は第76回ヴェネツィア国際映画祭でアメコミ映画としては史上初の金獅子賞を受賞した。

あらすじ動画

ジョーカーの主な出演者

アーサー・フレック/ジョーカー(ホアキン・フェニックス)、マレー・フランクリン(ロバート・デ・ニーロ)、ソフィー・デュモンド(ザジー・ビーツ)、トーマス・ウェイン(ブレッド・カレン)、ペニー・フレック(フランセス・コンロイ)、テッド・マルコ(マーク・マロン)、ランドール(グレン・フレシュラ―)、ゲイリー(リー・ギル)、ブルース・ウェイン(ダンテ・ペレイラ=オルソン)

ジョーカーのネタバレあらすじ

【起】– ジョーカーのあらすじ1

ジョーカーのシーン1

画像引用元:YouTube / ジョーカートレーラー映像

 ゴッサムシティのある道で、一人のピエロが黄色い看板を持って踊っていました。「閉店セール中」と書かれたその看板は、目の前にある楽器店の物で、楽器店から道化師を雇っている事務所へ閉店セールの依頼が届いたのでした。そういう訳で派遣されたアーサーは、店の前で踊っていました。そこへ不良少年のグループがやって来て、アーサーの看板を奪って走り去っていきました。「待ってくれ!」と叫びながらアーサーも追いかけますが、ピエロ特有の大きな靴を履いているためうまく走れません。裏路地に入った少年たちを追いかけ、ようやく追いついたところで、突然物陰から看板で殴られてしまいました。看板はバラバラに砕け、倒れこむアーサー。少年たちは一斉にアーサーを殴る蹴るの暴行を加え、去っていきました。アーサーは落ち込み、しばらく立ち上がることができませんでした。

 市営の福祉サービスの事務所。面談室の中でアーサーはタバコを吸いながら面談を受けていました。カウンセラーの女性に「日記は書いてるの?」と訊ねられると、突然笑い出すアーサー。声を上げて笑うアーサーの様子をカウンセラーは落ち着いた様子で見ています。アーサーは笑いながらノートを取り出して手渡しました。落ち着きを取り戻したアーサーは「そのノートは日記だけではなくて思いついたジョークも書いてある」と言いました。開くと日記の他に、多くのアーサーが考えたジョークが書き記されていました。それを淡々と読むカウンセラー。彼女にアーサーは「コメディアンになりたいんだ」と言いました。彼女は「聞いていない」と言いますが、アーサーは「言ったはずだ」と言った後、「薬を増やすよう医者に言ってくれ」と頼み、タバコを消しました。

 帰りのバスの中。窓際に座ったアーサーの前の席には、黒人の親子が座っていました。男の子が後ろ向きに座り直し、アーサーの顔を見つめます。アーサーは喜んでもらおうと、変顔をしてみせます。男の子は嬉しそうに笑いますが、それに気づいた母親がアーサーに「構わないで」と言い、息子を前に向き直させました。「すみません」と謝ったアーサー。すると次の瞬間から、アーサーは声を上げて笑い出しました。その母親だけでなく、バスの乗客全員がアーサーを不審そうに見つめます。その母親が「何かおかしいの?」と訊ねるとアーサーは手で否定するジェスチャーをしながら首を振り、自信の口角を手で押さえて笑いを抑えようとしますが、笑いは続きます。アーサーは笑ったままジャケットのポケットから1枚のカードを取り出してその母親に渡しました。そこには「ごめんなさい。脳と脊髄の神経系の病気で、突然笑い出します。これは病気です」と書いてありました。その母親はそれを読み終わり、複雑な表情でアーサーにそれを返しました。

 薬局に寄って自宅に帰ったアーサー。小さくて古いマンションに入り、郵便受けが空なことを確認してエレベーターに乗りました。ドアが閉まりかけたとき、「待って!」という声が聴こえました。アーサーが急いで足でドアを止めて開けると、親子が駆け込んできました。母親と小さな娘。母親は小さな声で「ありがとう」と礼を言いました。ドアが閉まり動き出しますが、途中で一度止まってしまいました。その女性はアーサーに「ほんと、嫌な建物よね」と言いました。それを聞いて笑みを浮かべるアーサー。同じ階で降りたその親子は、アーサーの部屋とは反対方向に歩いていきました。

 家に帰ったアーサー。家の奥から「ハッピー、帰ったの?」という母親ペニーの声が聴こえます。アーサーは台所に入って薬を飲み、ペニーの夕食を作ります。出来上がった食事をベッドルームにいるペニーの元へ運びます。ペニーは年老いて体が弱っており、アーサーはペニーの生活を手伝っていました。「郵便受けは見てくれた?」と言うペニーにアーサーは空っぽだったことを伝えます。ペニーは「ウェインさんにもう何通も手紙を書いているのよ。そろそろ返事が来ても良いと思うのだけれど」と不安そうに話します。アーサーは「忙しいんだろ」と返します。しかしペニーは「30年前に私は働いていたのよ。あの人が従業員を忘れるはずはないわ」と言います。トーマス・ウェインとは、ウェイン社という自信の会社を持つゴッサムの大富豪で、今回ゴッサム市長選にも立候補している有名人です。ペニーは30年以上にウェイン社で働いており、生活の助けをトーマスに手紙で何度も頼み込んでいたのですが、一向に返事がないことをペニーは気にかけていました。

 「金なら心配ない。僕がいるよ」とペニーを安心させ、テレビをつけて電気を消しました。これからアーサーとペニーが毎週楽しみにしているコメディ番組が始まります。マレー・フランクリンのコメディ・ショー。コメディアンを目指すアーサーはベテランコメディアンのマレーの大ファンでした。テレビに見入るアーサー。生放送の中でステージに登場したマレーは、ゴッサムの環境問題などをジョークに変え、観客の笑いを誘います。それを観ながらアーサーは自分がその番組を観覧している姿をイメージします。

 幕が開き、大歓声の中でマレーが登場。ジョークを話し始めて笑いを取ったとき、アーサーは「マレー、愛してる!」と声援を飛ばします。それに気づいたマレーはアーサーをその場で立たせます。照明スタッフがアーサーにスポットを当て、他の観客は大歓声。「どこから来たんだい?」と訊ねるマレーに、「ゴッサムに住んでいます」と言うアーサー。「母親と二人暮らしです」というと、周りからクスクスという笑い声。それを聞いたマレーはフォローするように「笑うところではないよ。私も若いころは母親と暮らしていた」と言います。アーサーが「母親が体が悪くて、生活を支えているんです」と言うと、一転して観客は同情するような声。マレーはステージにアーサーを呼び、ハグをしました。大歓声を上げる観客。生放送がCMに入ると、マレーはアーサーにだけ聞こえるように「君は素晴らしい。君の為ならこのカメラも観客もいらない」と言い、アーサーは感激する・・・

 そんな妄想を番組を見ながら繰り広げていました。

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