映画:LIARGAMEライアーゲーム再生REBORNリボーン

「LIARGAMEライアーゲーム再生REBORNリボーン」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

LIAR GAME[ライアーゲーム] -再生-の紹介:2012年公開の日本映画。原作の漫画とは別設定で繰り広げられる、緊張感溢れる知能派サスペンス映画。ライアーゲーム・ファイナルステージから2年後が舞台。ゲームに勝てば多額の賞金、負ければ地獄が待っている。

あらすじ動画

LIARGAMEライアーゲーム再生REBORNリボーンの主な出演者

秋山深一(松田翔太)、篠宮優(多部未華子)、坂巻マイ(濱田マリ)、赤城コウタ(要潤)、月乃エミ(小池栄子)、安川ノリヒコ(春海四方)、張本タカシ(船越英一郎)、桐生ノブテル(新井浩文)、猿川ケンジ(高橋ジョージ)、アリス(芦田愛菜)、谷村光男(渡辺いっけい)、福永ユウジ(鈴木浩介)、横谷ノリヒコ(鈴木一真)、主催者・Ω〔オメガ〕(江角マキコ)

LIARGAMEライアーゲーム再生REBORNリボーンのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①大学を卒業したばかりの女性・優の元へライアーゲームの招待状が届く。心理学の教授・秋山に優は相談、秋山の元へも招待状が届き参加することに。「イス取りゲーム」とは名ばかりの、「国盗りゲーム」だった。桐生、張本、秋山を中心にグループが形成される。 ②脱落した者からなるガヤ連合ができ、親決めが大事なため買収合戦が激化。秋山はわざと桐生チームの猿川を勝たせ、メダルが全員に分配されるように持ち込んだ。誰も得しない代わりに損もしなかった。

【起】– LIARGAMEライアーゲーム再生REBORNリボーンのあらすじ1

2011年(平成23年)、春。

大学生の篠宮優は、帝都大学を無事に卒業しました。

帰宅した優は、謎の荷物が家に届けられているのを見つけ、開けます。

中には現金1億円が入っていました。

現金の束と共に入っていた『招待状』のDVDには、〝ライアーゲーム〟に参加しろという指示が出されています。招待状を開封した時点で返却不可、離脱するには2億円が必要だと言い渡されました。

部屋には少女・アリスもおり、「明日11時、指定の場所でお待ちしています」と言って立ち去ります。

〝ライアーゲーム〟のことを、「極限状態における究極の心理戦」と説明されていたのを聞いた優は、頭をよぎったことがあり、大学の書籍を探しました。

何度か講義を受けただけなのですが、『応用心理学 極限状態における心理変化の考察』という著書を出している大学教授・秋山深一ならば、この現状を打破してくれるのではと考えた優は翌日、藁をもすがる思いで講義中の秋山のところへ行き、助けを請います。

話を聞いた秋山は「ただの脅しだ。参加する必要はない」と一蹴しますが、優はそれが信じられませんでした。

違反して1億の負債を抱えるのが怖く、優は参加することを決意します。

秋山のところへは、2年前に〝ライアーゲーム〟を共に戦った福永ユウジが現れました。福永は秋山に招待状を持ってきていました。

今回の〝ライアーゲーム〟は、2年前に事務局を潰した秋山たちに対する復讐なのだと言い、秋山の協力を得られない優は負けると囁きます。

(2年前の出来事の詳細は、映画『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』参照)

優が案内されたのは、広大な敷地が広がる廃墟でした。

ゲーム開始に先駆けて、優は自分の名がついたメダル20枚と、腕時計を渡されます。腕時計には「セーフ」などのパネル表示が出ます。

ゲーム会場に行くと、ディーラーのアルサブがゲーム開催宣言を行ないました。

優勝賞金は20億円です。

その代わり、ゲーム終了後に全員から2億円を払ってもらうと言いました(先に1億もらっているので、負けると1億の負債を抱えることになる)。

ゲーム内容は20人による「イス取りゲーム」です。

・廃墟のどこかに隠してある15脚のイスを奪い合う

(プレイヤーは20人なので、最初からいきなり5人脱落になる)

・ブザーが鳴ればゲームスタート、サイレンが鳴ると着座1分前

・「作戦タイムは30分」「着席」「投票所へ戻る時間が10分」「親決め投票、5分」「イス消去」の手順が繰り返される

・脱落者も投票に参加できる

・親はどのイスを消すか決められる

・投票が同点になった場合は流れ、そのままゲーム続行(この時イスは減らない)

・暴力行為は一切禁止、破った場合は即脱落

・脱落者が暴力行為を行なった場合、1億円のペナルティ

・同じイスに2回連続で座ることはできない

・連続でなければ、同じイスに何度座ってもかまわない

・最後まで生き残った者が勝利で、優勝者の名が刻まれたメダルを1枚1億円で交換する

優はそのプレイヤーの中に、秋山が参加しているのを知りました。

ルール説明を受けた後、広大な廃墟エリアを優はイスを探して回ります。

見つけた優は、それを廃墟の穴に隠し、板で目隠ししました。

月乃エミが酒井の足にすがりつくのを見ました。イスが見つからないのです。

優も懇願されて戸惑いました。

そのまま走って去ったものの、安川という男性が来て「お前のイスを見つけた」と言われ、動揺して引き返します。

安川は優のイスを見つけておらず、罠でした。その場で優は、安川にイスを奪われます。

残り1分になった時に、坂巻マイが優を助けてくれました。坂巻マイはイスを2つ見つけており、1つを譲ってくれます。

腕時計にセーフと表示されたのを見て、優はほっとしました。そこでマイにメダルを要求されます。

マイは「メダルが大事なのだ」と言いました。

今回は「賞金が優勝者に支払われる」と宣言されていないのです。優勝者のメダル1枚が1億円の価値を持っており、優勝者のメダルを持っていた者が金を手に入れる仕組みだと、マイは見抜いていました。

「メダルは仲間を集める武器だ」とマイは指摘します。

第1ピリオドでは、なんと8名が脱落していました。

(注:以後、イスの番号や名前などがたくさん出てくるが、秋山が指摘するとおり「勝負を決めるのは「親決め投票」なので、「親決め投票」に重点を置いて説明させていただく)

時間内にイスを見つけられなかった人が多く、「斉木カケル」「村田テツヤ」「赤城コウタ」「和田タツジ」「下原田オサム」「三家本ミカ」「津村アキラ」「月乃エミ」の名が読み上げられました。

エミの名を見つけた優は、先ほど自分が見捨てたこともあり、胸が痛みます。

続いて親決め投票が行なわれました。優はあてがないので、自分へ投票します。

秋山に「友人3人とバーに行く、カウンターに3席しかない場合、どこに座り、イスの色は何色」と聞かれた優は「真ん中で、ピンク」と答えました(この意味はラストで)。

〔第1回投票結果 5票キムラケイ 3票サルカワケンジ〕

木村ケイが、消すイスを決める権利を得られます。

第1ピリオドで脱落した者が騒ぐので、「ガヤは黙ってろ」と酒井が言いました。以後、脱落者のことは、「ガヤ」と表現されるようになります。

投票所から出る時に、優とエミが転倒しました。エミが自分のメダルを価値がないと言うのを聞いた優は、自分のを1枚渡します。

エミは感激し、以後、優と一緒に活動し始めました。

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