映画:LIARGAMEライアーゲーム再生REBORNリボーン

「LIARGAMEライアーゲーム再生REBORNリボーン」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

【承】– LIARGAMEライアーゲーム再生REBORNリボーンのあらすじ2

ところで先ほど優にイスを譲ってくれたマイは、「赤城と組んでいた」と言います。組んでいれば、互いのイスを交代で使うことができます。

ケイが消したイスの番号は、マイが所持していたものでした。

マイが口惜しがりますが、秋山が「イスなんかどうでもいい」と言い出します。

秋山は、優、マイ、赤城、エミの前で説明をしました。

イス取りゲームという名ではあるものの、今回は「国盗りゲーム」なのだと秋山は言います。要は、より大きな国(仲間)を作った方が勝ちなのです。

最も大事なのは「何番のイスが消されるか」ではなく、「親決め投票でトップを取ること」でした。そこさえ押さえれば、敵国のイスを消し、自分のイスを守れるからです。

それに気付いてすごいと喜ぶ優たちに、「すでに遅い」と秋山は言いました。すでに国が2つできているからです。

先ほどの親決め投票で、偶然の確率で2票以上集まるわけがないと言った秋山に対し、他の4人は納得しました。

チームを組むために、5人はメダルを交換します。

・桐生ノブテル組…猿川ケンジと犬塚エイコを傘下におさめている

・張本タカシ組…カルト教団の教祖。信者である木村ケイ、三家本ミカ(脱落者)、阿部ユキコを傘下にし、さらに酒井マコトをチームに加えている

・秋山深一組…優、マイ、赤城、エミ

桐生は顔にタトゥーのある、一癖も二癖もありそうな人物です。ゲーム開始時、秋山を挑発していました。

張本は錫杖(しゃくじょう)を持つ、山伏姿の男です。

前回の投票結果で張本が5票確定した以上、自分たちは最低でもあと1票を確保しなければならないと秋山は言います。

安川がうってつけだと言いました。優は自分のイスを奪った安川を味方にするなどと…と文句をつけますが、「国に属していれば、躍起になってイスを探す必要はない」と言われ、安川がどこにも所属していない証明になります。

秋山は安川のところへ行き、協力しろと命令しました。安川はそれを逆手に取り、自分が優位に立とうとしますが、秋山は脅します。

「ここで断ったらお前を必ず殺す」

安川のイスの番号は、優が先に手にしていたことから、判明していました。安川はチームに入り、1枚ずつメダルを交換します。

〔第2回投票結果 6票サカマキマイ 5票キムラケイ〕

マイは桐生組のイスを消します。

赤城が、相手チームの桐生と張本が手を組むとまずいのではないかと、指摘しました。

秋山は否定します。合併するためには、イスの番号を教え合わないとならないからです。それはつまり、相手に自分の弱みを握られることを意味していました。

〔第3回投票結果 8票キムラケイ 6票サカマキマイ〕

張本組が逆転します。

秋山は、張本と桐生の行動を探りました。2人が3つの数字を交換しているところを、目撃します。

優はガヤを買収しようと言い出し、自分のメダルを渡して交渉すると言います。秋山は「効果なし」と言いますが、優はガヤに自分のメダルを渡し、秋山組に投票してくれと頼みました。

買収で9票を獲得できたと思った優は、逆転も可能だと思います。

〔第4回投票結果 11票キムラケイ 8票サカマキマイ〕

優は買収が失敗し、愕然としました。秋山組のイスが消されます。

安川が「寝返るぞ」と脅しをかけ、優に脱落しろと命令しました。他のメンバーにはガヤの買収を命じます。

ところが赤城が嘘のイスの場所を教え、安川が脱落しました。秋山の指示です。

安川は逆恨みして他チームに寝返りますが、秋山は「俺にはあるんだよ、必勝法が」と断言します。

ここからは、投票所に行かなくていいと優、赤城、エミ、マイに言いました。

投票所に秋山組が現れないのを見て、変化が出ます。

〔第5回投票結果 7票サルカワケンジ 5票キムラケイ〕

票が割れました。先ほどまで協力していた桐生組と張本組が別れ、桐生が謀反を起こします。

桐生と張本の一騎打ちになりました。

秋山はその裏側を、優たちに説明します。

桐生と張本は「完全に協力」していたのではなく、「部分的同盟」でした。投票の時だけ協力するという態勢を敷いていたのです。

先ほど書いたとおり、自分の組のイスの番号を告げるのはリスクを伴います。

ですから桐生は「3つの数字」を書いて、張本に渡していました。張本はそれを見て、自分のイスを除外した番号を読み上げていたのです。

相手に自分の組のイスを明かさずに、まず秋山組を消すための共闘でした。

ところが秋山らが投票を棄権したことで、同盟を結ぶ意味がなくなりました。

そこで桐生の攻撃対象が、秋山から張本へ変わったというわけです。

安川が寝返って、秋山組の椅子番号を教えることも、秋山は計算に入れていました。

優がそれを聞き、安川を利用したのかとショックを受けます。

秋山は「これはライアーゲーム。他人を利用して何が悪い」と答えました。この言葉に優は深く傷つきます。

桐生と張本は対立を始め、ガヤの買収に躍起になります。

秋山たちは、誰も見つけていなかったイスを確保しました。

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