「MONSTERZ(モンスターズ)」のネタバレあらすじと結末の感想

MONSTERZ(モンスターズ)の紹介:藤原竜也、山田孝之が主演の超能力サスペンス映画。人間を自由に操れる男。唯一、操れない男。を現代の日本でリアルに描いた作品。

予告動画

MONSTERZ(モンスターズ)の主な出演者

“男”(藤原竜也)、田中終一(山田孝之)、雲井叶絵(石原さとみ)、雲井繁(田口トモロヲ)、ジュン(落合モトキ)、晃(太賀)、“男”の父(三浦誠己)、押切奈々(藤井美菜)、終一を襲う格闘家(川尻達也)、銀行強盗をさせられる男(森下能幸)、マッチョの半裸男(平山祐介)、赤ちゃんの母親(松岡恵望子)、終一を襲う格闘家(林田直樹)、少年時代の“男”(佐藤詩音)、少年時代の田中終一(土師野隆之介)、柴本孝雄(松重豊)、“男”の母(木村多江)

MONSTERZ(モンスターズ)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①視野に入った人物を意のままに操れる〝男〟は隠れて住んでいた。ある日〝男〟の前に、唯一能力が効かない相手・終一が出現する。脅威を覚えた〝男〟は躍起になって終一を排除しようとした。 ②終一は驚異の回復力の能力を持つ男だった。終一と〝男〟は対決するが、能力に違いがあれど互いに抱いている思いは同じだと気づき、別れたまま互いの存在に思いを馳せる。

【起】- MONSTERZ(モンスターズ)のあらすじ1

(注:藤原竜也演じる主人公の超能力の男は、最後まで名前が出てきません。よって、〝男〟と表記いたします)
1993年。
少年時代の〝男〟は母と逃げていました。目には包帯が巻かれています。
アパートの一室で『AKIRA1巻』の漫画を渡された〝男〟ですが、父が追ってきて母に帰ろうと言いました。
「あのガキは忘れろ」と言って雨の中、母を引き立てる父に対し、目の包帯を取った〝男〟は父を凝視します。すると父は階段を後ずさりして、両手で自分の首の骨を折って死にました。
母は泣きながら〝男〟の首を絞めようとしますが、〝男〟は母をも操ろうとします。しかし途中で止めた〝男〟は、母を置いて立ち去りました…。
20年後。2013年。
〝男〟は一人で生きていました。
〝男〟は視野に入る人間を見ることで、その相手を意のままに操る能力を持つ超能力者です。しかしこの能力の代償として、身体の一部が壊死していきます。
幼少期から既に右足が壊死し始めていた〝男〟は、20年が経過した現在は、右足のひざから下はありません。義足を使っています。
〝男〟は銀行の客と銀行員を操って、持参したボストンバッグに金を詰めさせると、それを代理の男性に持って来させました。監視カメラ対策です。カバンを受け取った〝男〟はひっそりと立ち去りました。
高級なマンションの一室に住み、金に不自由のない生活を送りながらも、いつも〝男〟は孤独でした。孤独でしたが、人間と関わり合うまいと思いながら生活していました。
ある日、フリーマーケットに行った〝男〟は気まぐれでその場所の人間全員の動きを停止させますが、ひとりだけ動く男・田中終一がいて愕然としました。
動揺した〝男〟は終一を凝視しますが、終一には能力が通用しません。自分の能力が通用しない初めての相手の出現に戸惑ったで〝男〟ですが、その直後、終一は高速で走ってきた車に撥ねられました。
終一が轢かれたので〝男〟は安心します(注:〝男〟が操って車に轢かせたわけではない。その証拠に、目の前で起きた交通事故に〝男〟自身も驚いていた)。
…さて、〝男〟が唯一能力の通じない相手・田中終一はというと、運送屋・GOOD EXPRESSのアルバイトをして生活していました。女装するゲイの男性・ジュンと背の低い童顔の男性・晃という同僚の友達もいます。
終一は地図マニアというアカウントでツイッターをやっており、リツイートが増えるのを小さな喜びとしていました。
交通事故に遭った終一ですが、医者も驚くほどの奇跡の生還を果たし、全治4~5か月と言い渡されながらわずか3日で退院します。
実は終一も特殊能力者で、驚異的な回復力が終一の持つ能力でした。終一はわずか8歳の時に遭遇した交通事故で、両親と3つ年下の弟を一度に亡くしていましたが、終一だけは生き残ります。

【承】- MONSTERZ(モンスターズ)のあらすじ2

終一も能力の自覚はありますが、〝男〟に比べて隠しやすいため、世間に順応して生きていました。この点が〝男〟と大きく異なっていました。
交通事故に遭ったことでバイト先をクビになった終一は、当座の生活資金を慰謝料としてもらおうと思い、交通事故の加害者・雲居繁のところを訪問しました。
もらった名刺には『株式会社ユートピア 代表取締役社長』という肩書でしたが、訪ねてみるとボロアパートの一室の住居兼店舗で、繁はギターの修理やアレンジをして暮らしています。つましい暮らしです。
訪ねて来た終一を見て、繁とその若い娘・叶絵は仰天しました。というのも先述のとおり全治4~5か月と聞いていた終一が、たった3日で退院してくると思わなかったからです。
叶絵は勤めていた会社を辞めて、その退職金で自分の書いた本を自費出版するつもりでした。その通帳を出して慰謝料の代わりにしようとします。
終一は叶絵にほぼ一目ぼれしました。そこで慰謝料の代わりに、店で働かせてもらうよう頼みます。
叶絵が出版予定の本は『地図と結婚したい女』というものです。同じ趣味と知った叶絵と終一は意気投合しました。
終一は繁の店で働き始めましたが、ある日男が終一が生きていると知り、なんとかせねばと考えます。
繁の誕生日、店でパーティーした時に、来客があります。叶絵は以前、強盗があったからと終一にスタンガンを渡しますが、来客は終一の友人・ジュンと晃でした。
その直後、終一以外の人物が動きを停止します。運送会社で仕事をしていた時に一度見たことのある風景だと終一が思っていると、背後に見知らぬ男性が現れました。〝男〟です。
〝男〟はジュンと晃を使って終一を拘束しようとしますが、それを振り払って終一は〝男〟に掴みかかりました。気づくと叶絵が包丁で終一の左脇腹を刺していました。
繁が窓を開けて桟に立ち、叶絵がそれを押します。一部始終を見ていながら、終一は止められませんでした。叶絵が持っていたスタンガンで、終一は気絶させられます。
目覚めた終一は、繁と共に救急病院へ運ばれていました。繁は飛び降りの出血性ショックで死亡します。
昔の交通事故の頃からの自分を知る刑事・柴本孝雄と押切奈々に事情を求められた終一は、叶絵をかばうために「自分から飛び降りた」と嘘をつきました。「でも、操られていたから殺人です」と付け足します。
柴本刑事は幼少期から終一を知るために、終一が特別な能力を持っていることを知る唯一の人物でした。
そういう〝特殊能力者〟がいてもおかしくないと思っていたので、文化人類学と遺伝子工学に詳しい警視庁の特別捜査官・押切奈々を同行させたわけです。
物証を提出したいと思った終一は、帰宅して繁の誕生パーティーの様子を録画していたiPadを再生します。そこには一部始終が映っていました。

【転】- MONSTERZ(モンスターズ)のあらすじ3

叶絵をかばいたい終一は友人・晃に頼み、叶絵が繁を突き落とすシーンのみ削除編集してもらいます。動画を見たジュンと晃も〝男〟の存在と、自分たちが知らない間に起きていた出来事に驚きました。
その頃〝男〟は、包丁で刺されながらも終一が死なないことに業を煮やし、2人の格闘家を連れて急襲します。ジュンと晃は窓の外に隠れました。格闘家は部屋を荒らしますが、投げたものが〝男〟の目に当たった瞬間、能力が一瞬途切れました。
逃げた終一は工事現場で、現場のライトが当たった時に〝男〟の能力が途切れることに気づき「見た人を操れるが、眩しいのは弱い」と呟きます。
〝男〟は知らないことでしたが、終一は動画を編集してもらった後、柴本刑事に電話で通報している最中に、格闘家と〝男〟の襲撃を受けたのでした。そのため、電話が繋がっています。
電話の内容を聞いた柴本刑事は〝男〟の能力と弱点を知りました。
終一は〝男〟に「おい化け物! お前は雲居さん(繁)を殺した。許さない」と言い、〝男〟も「思い通りにならない奴は、いらない。俺の世界から出ていけ」と言います。
〝男〟を捕まえた終一は警視庁西新宿署に連れて行きますが、〝男〟は刑事に顔のマスクを取ってくれと頼み、刑事を操り始めました。
別室で押切刑事に聴取されていた終一を襲いますが、銃口を向けたものの、〝男〟は引き金を引けません(理由は終盤に記載)。
荻窪駅前に逃げた〝男〟は、駅周囲の人間を操って終一を襲わせますが、能力を使いすぎたために左手の指も壊死し始めました。
それを見た終一が「人数が多いと身体にくるんだろ」と指摘し、早く決着をつけたがった〝男〟は、母親に赤ん坊を駅のロータリー上から落とさせようとします。
終一が助けるために乗り出し、身を挺して赤ん坊を助けました。その上に〝男〟巨大植木鉢(駅前にある直方体の植木鉢)を落として、終一を下敷きにします。
その頃柴本刑事たちは警察署内の監視カメラを見て、〝男〟の能力を知りました。そして終一と〝男〟の2名を指名手配します。
自分の部屋に戻った〝男〟は、家宅捜索している刑事たちの動きを止めると、母からのプレゼント『AKIRA1巻』を手に取ります。終一の目撃情報が無線に入ったのを聞き、まだ死んでないと知って向かいます。
終一は友人のジュンと晃と3人でスパで過ごした後、1人だけ姿を消します。終一の方も〝男〟と決着をつけるつもりでした。
同じ頃、叶絵のところへ〝男〟の母が訪問し、母だと言って謝ります。
帰宅した母の元を〝男〟が訪問しますが、捜査員に包囲されました。〝男〟は「ついに息子を売ったか」と言うと過去に何度もこっそり家に戻っていたことを告げ、少年時代のあの時(父が死んだ時)に死んでいればよかったのかと罵りました。
母は〝男〟が立ち去った後、自殺します。

【結】- MONSTERZ(モンスターズ)のあらすじ4

終一は叶絵の家にこっそり来て仮眠をとっていました。叶絵がiPadの動画を見て真相を知り、泣くのを見て「約束します。俺が叶絵さんを一生守ります」と言います。
〝男〟と電話で話した終一は、新宿の劇場で会うことを約束しました。互いに対決するつもりです。
柴本刑事は叶絵宅を訪問し、終一がいないと知ります。上野方面に2人が向かっているという目撃情報が無線に入り、2人は急ぎました。道中、柴本刑事は叶絵に、終一が「化け物みたいな回復力を持つ」能力の持ち主だと打ち明けました。
終一は〝男〟の指定した劇場へ行きましたが、〝男〟は隠れたまま、劇場にいる観客を操って答えさせます。そこへ柴本刑事と叶絵が行きました。SIT(特殊班捜査係)も集まります。
〝男〟は劇場にいる客を次々に飛び降りさせて殺しました。終一はその様子を見ながら何もできずにいます。
柴本刑事が〝男〟の背後に回って銃を突きつけますが、鏡を利用されて操られて死にました。終一はその時に〝男〟の居場所を突き止め、追いかけます。
柴本刑事の銃を拾って叶絵が〝男〟に向かい、母を操って殺したんだろうと言いますが、〝男〟は否定しました。「殺せるわけがない」と叫びます(これは事実。〝男〟は母親を深く愛していた)
外に出た〝男〟はSITを操って終一を襲わせようとしますが、力を使うたびに身体が壊死していき、能力の限界を迎えていました。
叶絵を人質にとって逃げた〝男〟は、らせん階段を降ります。
らせん階段で〝男〟と向き合った終一は、初めて本音を語りました。終一自身も自分の持つ驚異的な回復力を誰よりも恐れ、人と違うことを悟られたくないと思いながら生きていたと告げます。
それは〝男〟自身も同じでした。〝男〟も自分の持つ能力を持て余し、そしてそれを人に悟られまいと思いながら生きていたのです。
〝男〟が落とした〝AKIRA1巻〟の裏表紙の裏に書かれた名前を見て、終一は「お前にもあるじゃないか、名前」と言います(惜しいが「也」しか見えない)。
力を使いすぎた〝男〟は血を吐いて、らせん階段を落ちそうになりました。それを助けようとした終一は〝男〟の手を握り、落ちそうになると身体を反転させて〝男〟と一緒に落ちました。赤ん坊の時と同じで、身を挺して〝男〟を終一は助けます…。
…〝男〟は逮捕され、目隠しされ拘束されていました。これから先、一生外に出ることのないまま幽閉されることでしょう。
それでも〝男〟は満足していました。〝男〟は最初、思い通りにならない終一を憎み、排斥しようとしましたが、今では「唯一互いを理解できる相手」と思っています。
〝男〟は世の皆に存在を知られたくない一方で、誰よりも自分の存在を知ってほしいと切に願っていました。そしてそれを知る男・終一が現れたことで、満足に思っています。
「俺のはじめての…」とそれ以上は〝男〟は言いませんが、「親友」と言いたいのでしょう。
終一は友人のジュンや晃、そして叶絵とともに普段どおりの暮らしに戻りました。それでも心の中で〝男〟のことを思い、『AKIRA1巻』を大事に手に持っていました。

みんなの感想

ライターの感想

人間を思い通りにコントロールすることができる男【藤原竜也】と、唯一そのコントロールが作用されない男【山田孝之】との対決を描いています。
コントロールの能力が作用しないのであれば、周りの人間をコントロールして始末してしまおうという風にストーリーは進行していき、幾度も失敗に終わり、段々内容がエスカレートしていくのですが、劇場でのシーンが壮絶です。
藤原竜也が次々と観客が高所から飛び降りしていくように仕向けます。次々にバタバタと落ちてくる観客、圧巻です。

ライターの感想

どっちのサイドの見方でもできます。そして〝男〟サイドでストーリーを見ると、切ない内容です。
警察が後手後手に回るのは仕方ないとしても、ちょっと無能すぎ。描きたかったのは2人の男の戦いなので仕方ないのだが。
さてどっちの能力がいいんだろう。使うほど身体が壊死してしまう目のほう(〝男〟の能力)は、リスクを伴うのに対し、終一のほうはほぼ無敵!?
しかし…下手したら「死ねない」かもしれないんだよね。それ考えるとすごく怖い!
韓国映画『超能力者』のリメイクだが、結末は全く違う。私はこっちのラストのほうが好き。
オープニングでは「MONSTER」と表示されるが、ラストで「MONSTER」のあとに赤い字で「Z」とつく演出も上手い!
  • やまてぃーこっこさんの感想

    キャストはいいのに内容微妙ww
    本を読んで感想文をかこうと思ってるのですが
    特に考えたこともなく、印象に残る部分もない

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