映画:NO EXITノーイグジット

「NO EXITノーイグジット」のネタバレあらすじと結末

NO EXIT/ノー・イグジットの紹介:明らかに「小物」な感じの、泥棒家業をしている恋人同士のコンビが、最後の仕事として忍び込んだ家でとんだハプニングに遭遇、「もうひと仕事」するハメに。しかし潜入したその家は、恐るべき殺人鬼の棲み家だった・・・!というクライムサスペンスを、コメディ風味たっぷりに描いた作品です。全体にテンポが良く、心地よい怖さと笑いを楽しめる一作です。

あらすじ動画

NO EXITノーイグジットの主な出演者

ブレア(ケイティ・サヴォイ)、オリー(クリス・ディン)、コナー(クリス・リーディル)、ライリー(ティム・チョウ)、ビビアン(ローレン・リーダー)、殺人犯(ウォルター・マイケル・ポスト)

NO EXITノーイグジットのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- NO EXITノーイグジットのあらすじ1

NO EXITノーイグジットのシーン1 塗装屋に化けて民家に忍び込み、泥棒を続けている恋人同士のコンビ、オリーとブレア。しかし30歳を迎えて、ブレアは今度の「仕事」を最後に泥棒家業を引退する決意を固めていました。絶妙のコンビが終わってしまうことを残念に思いながらも、ブレアの意思を尊重し、共に引退を決めたオリー。そして向った最後の仕事場となる一軒家で、予想外の事態が起こります。
住んでいる夫婦の留守中に忍び込んだつもりが、奥様の方が浮気相手の男を連れて突然戻って来たからさあ大変。2人は慌ててクローゼットに身を隠します、するとそこへ、今度は旦那様が戻って来ます。慌てて浮気相手を、なんとオリーとブレアが隠れているクローゼットへ押し込む奥様。クローゼットで浮気男と目が合い、「しっ」と唇に指を立てるオリーとブレア。
戻って来た旦那様は、奥様の浮気現場を突き止めようと異様な目つきで、しかも拳銃を手にしていました。クローゼットにいるのがバレて、「奥さんと浮気したのは、こいつです!僕らはただの泥棒です!」と逃げ出す2人。しかし家を出ようとしたところで銃声を聞き、助けなきゃとオリーは引き返します。ブレアは先に、車に乗って待機。しかしオリーが部屋に戻ると、すでに旦那様は奥様と浮気相手を撃ち殺していました。こうなっては仕方ないと改めて逃げ出すオリーですが、駆けつけた警官隊に捕まってしまいました。
留置場に入ったオリーを、柄の悪い奴らが連れ出します。ブレアが、知り合いのヤクザものの力を借りて、オリーを出所させたのです。しかしそれでヤクザものに借金をしてしまったため、ブレアは引退を撤回し、再び「仕事」をすることに。同じく盗人家業をしている、兄のコニーの計画に参加すると、オリーに告げます。そしてオリーと折り合いが悪いコニーは、オリーをこの計画には参加させないつもりだと。
オリーはコニーと直談判し、コニーが「俺をボスだと認めるなら」と、オリーを仲間にすることを承諾します。こうしてオリーとブレアは、コニーとその相棒の、陽気で自信家ではあるけれど、何か頼りなさげなライリーと共に、狙いをつけた一軒家に忍び込むことにします。

【承】- NO EXITノーイグジットのあらすじ2

NO EXITノーイグジットのシーン2 オリーは見張り役として、車で家に近づいた外の3人と離れ、双眼鏡でコニーの「仕事っぷり」を見ていました。しかし、家の裏へ回ったコニーからの無線連絡が途絶えてしまい、ブレアとライリーも家の中へ向います。その2人とも連絡がつかなくなり、オリーも遂に家へ侵入することにします。
家の窓も扉も硬く閉ざされており、オリーは屋根によじ登って、開いていた天窓から部屋の中へと飛び降ります。するとそこへ、先に入っていたブレアたちがやって来て、イスを投げつけて窓ガラスを割ろうとしていました。ガラスは強化ガラスで、ものをぶつけたくらいではびくともしません。するとライリーが持っていた拳銃でガラスを撃ちますが、それでもかすかにヒビが入る程度でした。4人とも、開いていた天窓から潜入したものの、ドアも窓も厳重にカギがかけられ、4人は家から出られなくなってしまったのです。
天窓も再びよじ登るには天井が高すぎ、無線も携帯も通じない状態。ここでブレアが、オリーを地下室へ連れて行きます。地下室の奥には大きなモニターがあり、スイッチを入れると若い女性が惨殺されるシーンが映し出されます。モニターの脇には、人名の書かれたたくさんのビデオが積まれていました。「住人は、ホラーマニアなのかな・・・?」とオリーは言いますが、映し出された惨殺シーンの「現場」は、外でもないこの地下室でした。2人は、この家の「住人」が帰って来るまでに、なんとかしてここを脱出しなければ!と考えるのでした。
ドアや窓を開けるのが困難と判断したオリーは、無線や携帯が通じないのは家の中に電波を妨害する装置があるに違いない、それを探そうと提案します。「ボスは俺だぞ」と言い張るコニーでしたが、元々こんな「殺人鬼の屋敷」を、前もってちゃんと調べて「狙い」をつけたのか?とオリーに言われ、返す言葉がありません。逆らおうとするライリーも、逆にブレアに拳銃を奪われ、あっさり言うことを聞くことになります。
妨害装置は一階には見当たらず、4人は地下室を調べることにします。モニターがあった場所にはそれらしき装置はありませんでしたが、オリーが隠し扉を見つけます。扉から入ると、そこには両側に幾つものドアが並んだ、薄暗い通路がありました。携帯のライトを頼りに、装置を探す4人。通路の先は行き止まりでしたが、底に何かの配電盤があるのを見つけます。
配電盤を開け適当に配線をちぎると、ようやく携帯が「電波1本分」だけ繋がります。ヤバいとは思いつつも、ここは脱出が先決と、警察に電話するブレア。途切れ途切れの通信でしたが、なんとか家の場所と閉じ込められたことは伝えられました。すると、通路にある部屋のドアのひとつが急に開きます。恐る恐る覗いてみると、そこには監禁された若い女性が。助けようとコニーとライリーが部屋へ入ると、ドアが閉まってしまいます。コニーはブレアに、俺たちは女性を助ける、お前たちは電波の入りやすい上に行って、もう一度電話してくれと伝えます。

【転】- NO EXITノーイグジットのあらすじ3

NO EXITノーイグジットのシーン3 コニーとライリーはビビアンと名乗る、檻に監禁された女性を助け出しますが、その時通路側ではなく、他の部屋へ通じるドアが突然開きます。ドアの外へ駆け出すビビアン、それを追うコニー。ライリーは一歩遅れて、再び閉じたドアの中に1人取り残されてしまいました。
オリーとブレアは一階へ戻ろうとしますが、ドアは固く閉ざされビクともしません。コニーとライリーがいるはずの部屋に戻ると、1人取り残されたライリーが、「誰かが近づいてくる」と扉越しに話します。そして、なにやら格闘するような音が。ドアが開くと、血まみれになったライリーが姿を現し、そのまま倒れこみます。オリーとブレアはライリーの足を引っ張って必死に逃げようとしますが、ライリーの様子がおかしいことに気付きます。ライリーの首が、倒れた時に切断されていたのです。
2人はたまらずライリーの首なし死体を置いて、開いたドアに飛び込みます。そのドアはすぐ閉ざされてしまいますが、手術室のようなベッドや器具のある部屋でした。そこへ監禁されていたビビアンが、別のドアから逃げ込んできます。ビビアンは、コニーは自分の後ろを走っていたが、夢中だったのでコニーがどこにいるかはわからないと答えます。
オリーはビビアンの言うことをそのまま信用しますが、ブレアは「数週間監禁されてるって言ってたけど、ペディキュアが塗りたてよ」と、ビビアンを怪しみ始めます。
ビビアンが入って来たドアに入りコニーを探すオリーとブレアは、その先にあった閉じたドアの向こうからコニーの声を聞き取ります。しかしコニーの元へも「誰か」が近寄り、ライリーのようにやられてしまうのでした。兄の悲鳴を聞き、泣き崩れるブレア。そこで、部屋中に大きなブザーの音が鳴り響きます。
2人が手術部屋へ戻ると、部屋のモニターが付いており、モニターは家の玄関を映し出していました。ブレアの電話で、警官が様子を見に来て、玄関のブザーを鳴らしたのです。なんとか警官に自分たちのことを知らせようと考えるオリーとブレア。警官の元へ、この家の主=殺人鬼と思われる男が近づいて行きます。
オリーは部屋にあったクレーン状の器具を使い、閉ざされたドアを引っ張り。ブレアが隣の部屋にあった硫酸(死体を溶かすのに使っていたらしい)をドアの境い目にかけ、なんとかドアをこじ開けます。家の男の巧みな口車で、警官が「いたずら電話だったようですね」と帰りかけたところへ、オリーとブレアが走りこみます。
「その男は殺人鬼だ、俺たちは今まで閉じ込められていた。仲間の死体が家の中にある!」と懸命に訴えるオリー。男は逆に、「彼らは強盗で、言うことを聞くよう脅されていた」と警官に語ります。どちらを信用すべきか迷った警官は、本部に連絡しつつ、男に拳銃を向けた上で、オリーとブレアに手錠をはめるように指示します。自分以外の動きを止めて応援を待つつもりの警官でしたが、そこへビビアンがよろめきながら現れます。

【結】- NO EXITノーイグジットのあらすじ4

NO EXITノーイグジットのシーン2 「この男にずっと監禁されていたの。助かった・・・!」と警官に抱きつくビビアン。そこでブレアがオリーに、早く手錠を外すよう訴えます。「地下で見た殺人ビデオは、殺人鬼と、もう1人『撮影者』がいた・・・!」警官もビビアンを抱きとめますが、ビビアンは隠し持っていたナイフで警官の背中を突き刺します。男とビビアンは、「殺人鬼のコンビ」だったのです。
警官の銃を奪い発砲してくるビビアンから逃げ、「だから言ったでしょ!」と怒るブレアとオリーは、家の中へ避難します。強化ガラスが逆に、ビビアンの銃撃から2人を救ってくれました。「すぐ戻るわ」とガラスの向こうの2人に言うと、ビビアンと男は警官の死体を始末に行きます。
いずれ応援の警官がやってくる、それまでなんとか耐えようと励ましあうオリーとブレアの前に、コニーが姿を現します。ケガはしていましたが、「死んだフリ」をしてなんとか命は助かったのでした。コニーは、自分が見つけた家の制御室へ2人を案内します。そこには家の中を監視する幾つものモニターがあり、地下や一階のドアを開け閉めする装置もありました。コニーはケガをした自分がここで見張るので、2人で逃げろと言いますが、オリーは「奴らのことは許せない」と、ここで決着を付ける決意をします。
オリーとブレアがおとりになって、1階にいる男とビビアンを地下へ誘い込みます。地下通路のドアがオリーとブレアの行く先で開くのを見て、制御室に誰かいると察する男とビビアン。男がオリーとブレアを追い、ビビアンは制御室へ向います。オリーとブレアは、手術部屋で男を待ち構え、オリーが男と格闘の末、クレーンの器具についていたヒモを男の首に巻きつけます。ブレアがクレーンのスイッチを入れると、持ち上げられた男は「首吊り状態」になり、息絶えます。
制御室では、コニーがライリーの死体をおとりに使って、ビビアンに硫酸をかけてなんとか撃退。手術部屋に行き、男を始末した2人と再会するコニー。そこへビビアンがただれた顔で入って来ますが、オリーが携帯用の小さなナイフでビビアンの首をかき切りました。ようやく悪夢は終わったかに見えましたが、死んだと思っていた男の指が「ピクリ」と動き出します。ブレアは思わず叫びます。
「とどめを指して、頭をカチ割って!(=CRUSH THE SKULL、映画の原題)」

みんなの感想

ライターの感想

主人公となる恋人同士も、その頼りない兄貴と相棒も、泥棒家業はしているものの根っからの悪人ではないみたいなキャラですが、そんな彼らが冷酷な殺人鬼の家に閉じ込められて、てんやわんやの大騒動!を描いたコメディタッチのクライムサスペンスです。こういう映画は間がモサったりするともうダメダメなんですが、本作は軽快な小気味よいテンポでポンポンと進んでいくので見ていて楽しいですね、90分の尺はあっという間です!
オープニングの「最後の仕事、のはずだったのに」シチュエーションからして最高で、クローゼットに泥棒と浮気男が一緒に隠れるとかありえないだろ!と思いつつ、そのあり得なさがイカしてる。ここで主人公が、アカの他人のはずの奥さんと浮気男を「助けに戻る」頼りないながらも正義感はあるキャラだっていうのが、後々の伏線にもなってるわけですね!
中には「ハズしてるな」と思われるギャグもありますが、まあ「数打ちゃ当たる」ではないですけど、殺人鬼設定の物語に次々と小ネタを挟み込んでくる、その意気やよし。犯罪ドラマでよくある「小粋なジョーク」を話そうとして全くウケない主人公、怖い場面に遭遇するとなぜか「あはははは!」と笑い出してしまうヒロイン。このコンビが絶妙で、ヒロインが「今のは少し、面白かった」なんて言うところは、なかなか泣かせてくれる名場面です。
ヒロインの兄貴がまたしょーもない奴で、自分がボスになりたがるばかりで肝心の計画はおろそか、殺人鬼に監禁された女子に「そんないい加減な計画で忍び込むなんて!」と、プロの泥棒であることを否定されちゃうのには笑いました、まあその女子は「監禁されたフリ」ではあったんですけどね。んでまた兄貴の相棒が輪をかけて役立たずでね、よくコンビを組もうと思ったものだと。冷蔵庫開けて「ウソだろ」のシーンは、ベタだけど笑っちゃいました。
ラストは、映画の冒頭で描かれた、母親と一緒に監禁されてた女の子がビビアンになったなという「タネ明かし」で終わるのですが、ビビアンに比べて肝心の殺人鬼のキャラが少し弱かったのが残念でしたかね、それでも十分に楽しませてもらえた、拾い物と言える一品でした!いや、この監督さん、結構「いい腕」持ってるんじゃないですかね・・・?

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